「旭わがまちお宝」【自然・環境】【寺社・仏閣・史跡】
2025年3月24日
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旭わがまちお宝

旭区らしさの再発見や、「旭区の名物づくり」に取り組むことで、まちの活性化につなげていくもの。


自然・環境

天然記念物 大楠

この大楠は樹齢約800年といわれています。大阪城築城のとき天守閣の棟があがらず困っていた豊臣秀吉の夢枕に大きな白蛇が現れ「城北の大楠の主である」と告げました。調べてみたところ、見たこともない大楠があるという報告をうけ、鬼門除けの祈とうを行い「楠玉殿」を建てました。これにより、天守閣の棟が無事にあがったと伝えられています。

太子橋中公園の桜

市内でも有数の古さと大きさを誇るサクラが太子橋中公園にあります。その雄大な姿は一見の価値がありますので、お花見の季節にはぜひ訪れてみてください。

太子橋中公園のイチョウ
御堂筋のイチョウと兄弟といわれています。公園として整備される前は、苗圃であり、埼玉から取り寄せられた木が大阪の土地に馴染むようこの場所で育てられ、御堂筋に移植されました。残ったイチョウは今も品格を保ち、秋にはイチョウ並木の美しい黄葉を楽しむことができます。

「メタセコイア」の林

旭公園で昭和35年(1960年)頃に、植樹された「メタセコイア」の林。成長が早いヒノキ科メタセコイア属の落葉樹で、現在、約30メートルの高さに成長。当時は、成長が早い樹木を植樹する傾向があり、旭公園や城北公園などに植樹されました。区民まつりが開催される旭公園の「メタセコイア」の林は、遠くからでも公園の場所がわかる、旭公園のシンボルとなっています。

城北運河ジョギングコース

昭和15年(1940年)に完成した城北運河の横にあり、街路樹の緑や水面といった自然と、彫刻モニュメントなどの芸術を感じることがでできます。コース内は信号機が少なく、多くの方にウォーキングやジョギングコースなどとして利用され、区民の健康に貢献しています。


寺社・仏閣・史跡

八幡大神宮

別名を不焼宮(やけずのみや)といわれ、火の用心のお札で有名。
毎年夏祭り(7月第2土曜日・日曜日)と秋祭り(9月第2土曜日・日曜日)の行事が行われるのですが、ともに必ずどちらか1日雨が降ってしまうのだとか。

朝日地蔵尊

水ではなく、お酒をかける珍しいお地蔵様。朝日地蔵尊はお酒が大好きで、頭に注がれたお酒は全部飲んでしまうそうです。 実際に「お地蔵さんにお酒の外はかけないでください」と注意書きがあるほど。また、『歯痛祓い』でも有名!治ったらお礼として、やはりお酒を1合かける。こんなユニークなお地蔵様はそうはありません。

浄願寺
毎日誰かが来ている開かれたお寺をめざす取組の一つとして、年6回~7回、本堂を開放し、ジャズライブを開催されています。お堂にはグランドピアノがあり、美しい音色を間近で楽しむことができます。また、日常的にフラダンスやヨガ、太極拳、書道教室などが開催され、地域の方が集う場となっています。

平太の渡し跡

昭和45年(1970年)に豊里大橋ができるまで、約300年間活躍していた東淀川区と旭区を結ぶ渡し船がありました。昭和38年(1963年)には、一日3,000人の乗客と670台の自転車を運び、区民にとって重要な交通手段でした。多くの人が利用し、淀川筋の最後の渡し船でした。

橋寺廃寺跡

昭和34年(1959年)に現淀川の河川敷にて井戸、古代の瓦、中世の土器などが発見され、かつて、このあたりに寺院があったと考えられています。このあたりに高瀬橋が設けられていたと推測され、『行基年譜』の「天平十三年記」にみられる四十九院のうちのひとつ、高瀬橋院である可能性があるとも考えられています。このあたりは、大阪文化財埋蔵地区に指定されています。

大宮神社

源義経が平氏追討の折、この地に霊光ありの言い伝えから平安時代の末期(1185年)に建立された神社。また、豊臣秀吉が大阪城築城にあたり、鬼門守護神と崇め社殿等が造営されました。
10月25・26日の秋まつりにはこどもみこしが巡行。1月の大宮戎は大変なにぎわいです。

重誓寺(落語会)

約800年前、高倉上皇が巌島に行幸されたおり、臨時御所が設営された地に現在の寺が建てられ、28代の住職が継承されてきた。若い人達にもお寺に親しんでもらおうと、落語会など多様なイベントが催されている。

常宣寺

正式名は、浄土真宗本願寺派指月山常宣寺。応永4年(1397年)に開基 蓮如上人直筆の六字名号(南無阿弥陀仏)の掛け軸を4幅所蔵。

千人塚(千人つか)

昭和20年(1945年)6月7日の大阪大空襲でなくなられた数万人中、身元不詳の千人の遺体を集め茶毘にふされたのがこの地。 冥福を祈って区民の方が庭石に「千人つか」と刻んで安置されました。以降、有志の方々が慰霊法要を続けて来られました。

日吉神社

かつてこの地に赤川寺(せきせんじ:別名 大金剛寺)という大寺院があり、その境内に大津の日吉大社の分霊を祭った神社があったそうで、それがこの日吉神社であるといわれています。4月に「大護摩焚きまつり」、7月に「夏祭渡御」が行われています。

旭区内のお地蔵さん
旭区にはたくさんのお地蔵さんが祀られています。夏の時期(地蔵菩薩の縁日)には、区内各所で地蔵盆が催されており、提灯やお供え物で飾り付けられます。また、地域によっては、こどもたちも参加して数珠まわしも行われるなど、地域の方が協力してお祭りの伝統を次世代に引き継がれています。

京街道

豊臣秀吉が伏見と大阪を結ぶ最短陸路として淀川左岸に築いた「文禄堤」の上につくった道路が基礎となっている京街道。江戸時代にはそれまで京都までであった東海道の延長とされました。大阪城から敵兵の数などを知るためにつくられた「七曲がり」等、歴史を偲ばす工夫が区内にも残されています。
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