だれもが手軽にインターネットサービスを利用できるようになったことで、青少年の消費生活トラブルが増加しています。スマートフォンや電子マネーで、簡単に高額な契約(けいやく)や決済を行えるようになり便利な反面、10代の若者も悪質業者にねらわれやすくなりました。未成年者(18さい未満の方)の相談では、インターネット関連のトラブルが非常に多く寄せられています。
- アダルト情報サイト
- オンラインゲームなどのデジタルコンテンツなど
- 地上波放送、衛星放送、ケーブルテレビ、ラジオなどの放送サービス
- 出会い系サイト
- 財布、ぼうし、マフラーなどの身の回り品
まずはトラブルに巻きこまれないようにするために、下記のことに気をつけましょう。
- あやしいサイトや人には関わらない
- 本当に必要なものか十分考える
- いらないときはキッパリと断る
- 迷ったときはその場で契約せず、保護者などに相談する
- 口約束でも契約は成立するので、あいまいな返事はしない
- 契約書の内容や利用規約などをよく確認し、納得してから契約する
- 「おかしいな」と感じたら、すぐに保護者か消費者センターに相談する
インターネットのトラブルは、消費者自身が「加害者」となってしまいやすいトラブルです。ちょっとした出来心やちょっとした不注意でSNSにアップした写真などが元で、裁判にまで発展したケースや逮捕(たいほ)されたケースもあります。