令和5年12月15日（金曜日）開催～福島区ペアレントトレーニング事業～『講演会』のご案内

　発達障がいは、「見えにくい障がい」と言われ、誤解されやすく本人や周囲が気づかないこともあります。また、得意なことと苦手なことがアンバランスなため、本人の努力不足や家族の育て方のせいにされることもあり、理解されにくい障がいでもあります。発達障がいを抱えるこどもの自立を支えるためには、周囲の正しい理解やできるだけ早い時期からの気づきと適切な支援が大切です。

　大阪医科薬科大学病院・小児科医の金 泰子氏に『医療から見た発達障がい～子どもと話そう　子どもに聴こう～』をテーマにご講演いただきます。金 泰子氏は、これまで数多くの発達障がいのある子どもたちと保護者のことばに耳を傾け、治療にあたってこられました。実際に出逢った子どもたちとのエピソードを交えながら、医療現場からの視点で発達障がいについてお話ししていただきます。

〇金 泰子氏
（大阪医科薬科大学病院　小児科医・日本小児心身医学会指導医）
　「人の子は我が子のように　我が子は人の子のように」をモットーに医療現場で数多くの子どもたちを診てきた金泰子氏。ネガティブに捉えられがちな発達障がいのポジティブな側面について、医療現場からのエピソードを交えた話に定評がある。また、心温まる講演は受講者に大変好評である。