「福島区将来ビジョン(案)」について
2025年12月8日
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将来ビジョン(案)について
現在の「福島区将来ビジョン」の施策展開期間が令和7年度に到来することから、令和8年度に向けて新たに「福島区将来ビジョン」の改訂作業を行っていましたが、このたび、「福島区将来ビジョン(2026(令和8)年度~2028(令和10)年度(案)」を策定することができました。
この「福島区将来ビジョン(2026(令和8)年度~2028(令和10)年度(案)」につきましては、12月8日から1月7日までパブリック・コメントを実施し、皆様のご意見を参考にしながら策定してまいります。
将来ビジョン(案)の概要
「福島区将来ビジョン」は区のめざすべき将来像と、その将来像の実現に向けた施策展開の方向性を明らかにするものです。
「福島区将来ビジョン」は2012(平成24)年8月の策定依以来、今回で3回目の改訂となります。
今回の計画期間は2026(令和8)年から2028(令和10)年までの3年間です。
「福島区将来ビジョン」のめざす姿を達成するため、各事業に取り組んでまいります。

期間
2026(令和8)年度から2028(令和10)年度
めざす姿Ⅰ 人と人とがつながるまちづくり

取組の方向性
- 豊かな地域コミュニティの実現と持続に向けた支援
地域行事や活動が持続的に実施でき、負担軽減にもつながるよう、地域活動協議会への組織運営や財源確保、情報発信などについて、中間支援組織による地域の実情に応じた、きめ細かい支援を行います。
デジタルツールによって、若い世代の関心が高い取組や地域の魅力ある行事を効果的に情報発信するとともに、若い世代が主に活動する地域団体等との連携や協働を進めるため、地域の担い手へのデジタルスキル向上につながる支援を行います。
めざす姿Ⅱ 安全・安心なまちづくり ①防災関連施策の強化

取組の方向性
- 「自助」「共助」の防災意識を持った災害に強いまちづくり
自主防災組織による防災活動が主体的に行われるよう避難所開設などの訓練を支援することで、「自助」「共助」の防災意識を高め、地域の災害対応力の向上に努めます。
「在宅避難」の有効性や事前の備えについて普及啓発を行います。
区内の約8割がマンション世帯であるという特性から、マンション固有の防災対策の普及啓発を行い、マンションの防災活動を支援します。また、いざという時の隣近所の助け合い、地域のつながりの大切さを伝え、災害に強いまちづくりをめざします。
災害時における要支援者への支援
災害発生時に備え、地域の方々と協力して優先度の高い避難行動要支援者の情報を共有し、避難誘導訓練等に取り組み、実効性のある要支援者の個別避難計画の完成に向け支援していきます。
めざす姿Ⅱ 安全・安心なまちづくり ②防犯・交通安全関連施策の強化

取組の方向性
- 犯罪が起こりにくい地域を作るため、地域や警察等と連携
犯罪が起こりにくい環境を整えるため、地域や関係機関と連携し、被害の多い犯罪について重点的に区民に啓発することにより防犯意識を高めるとともに、映像データの確認がしやすい防犯カメラの設置や青色防犯パトロールによる巡回を継続します。
- 放置自転車をはじめとした自転車マナー等に対する市民協働型の啓発
交通安全に対する意識を高めるため、地域や関係機関と連携し、交通ルールや自転車マナー等について区民に啓発します。
野田阪神駅(地下鉄)、玉川駅(地下鉄)・野田駅(JR)、福島駅(JR)周辺の自転車等放置禁止区域内に自転車等を放置しにくい雰囲気をつくるため、地域や関係機関と協働した啓発キャンペーンを行います。
めざす姿Ⅲ 次世代を元気に育むまちづくり ①子育て支援施策の充実

取組の方向性
- 妊娠期から切れ目のない子育て支援
出産・子育てで感じる孤立感や不安感、疲労感等の軽減や、養育力向上に役立つ各種事業に取り組み、妊娠期から切れ目のない子育て支援を行います。
子育てに悩む保護者が利用しやすいよう、身近に相談できる場や親子で交流できる場を充実させます。
学校、保健福祉センター、こども相談センター、地域、こども食堂などとの連携をさらに強化し、子育て家庭が孤立することなく地域全体で子育て世帯を支え、子どもたちが健やかに育つ取組を進めていきます。
- 幼児教育・保育環境の充実
多様なライフスタイルに対応するため、保育施設や幼稚園などの情報提供や利用相談を行い、保護者の働き方を支援します。
未就学児の適切な保育・教育環境を確保します。
2028(令和10)年4月に海老江西幼稚園の休園が予定されていることから、西野田幼稚園・貫江田幼稚園が引き継ぐ機能や役割について、地域・保護者の意見を踏まえ、幼児教育の充実に向けて取り組みます。
めざす姿Ⅲ 次世代を元気に育むまちづくり ②教育関連施策の充実

取組の方向性
- 小・中学校の学力・体力向上
小学校高学年児童及び中学生を対象に、基礎学力やそれぞれの習熟度に応じた学力向上と学習習慣の形成を支援します。
運動に興味や関心を持つことにより、子どもたちが主体的に運動する習慣を身につけ、将来の体力向上につなげていきます。
- 不登校児童生徒支援
不登校や不登校傾向にある子どもたちに寄り添いながら、学校と連携した不登校児童生徒への支援に取り組みます。
- 小学校の良好な教育環境づくり
児童数の減少や急増などの推移を注視しながら、児童の学びを支える良好な教育環境を確保します。
めざす姿Ⅳ いきいきと健康に暮らせるまちづくり ①地域福祉関連施策の推進

取組の方向性
- 「多様化する福祉ニーズ」を受け止め、適切に対応できる体制づくり
地域包括支援センターや障がい者基幹相談支援センターなどの相談支援機関との連携を進めるなど、多様化する福祉課題に対応していきます。
- 住民同士がお互い気にかけ、つながり、支え合うことができる地域づくり
地域の見守り活動への支援や、障がい、認知症への正しい理解を深め、人と人とが支え合う地域づくりを進めていきます。
- 介護予防の更なる推進
大阪市が推進している「”すかい”プロジェクト」の取組をはじめ、介護予防に関する情報を広く周知・啓発します。
運動習慣の習得や外出機会の増加を支援し、介護予防活動の開始や継続につなげるためのツールとして、おおさか健活マイレージ「アスマイル」の活用を推進します。
めざす姿Ⅳ いきいきと健康に暮らせるまちづくり ②健康関連施策の推進

取組の方向性
- 「健康寿命」の延伸をめざした取組の推進
医師会や地域と連携し、特定健康診査やがん検診の受診率向上に取り組みます。
生活習慣の改善や介護予防に関する健康相談や健康講座等を開催し、周知啓発を行うなど、健康寿命を延ばすための取組を行っていきます。
めざす姿Ⅴ 地元への愛着を育むまちづくり

取組の方向性
- 福島区の魅力を発信
区内のある多くの名所、旧跡や伝統文化を様々な媒体を活用して情報発信し、福島区の魅力をPRします。
- 愛着をもてるまちをめざし、地域等と連携した事業を展開
地域、商店会連盟等各種団体との共催事業については、開催目的を明確にしたうえで、参加する区民が人とのつながりの大切さを感じ、まちへの愛着を持つ機会となることをめざします。
その他のトピックス
福島区将来ビジョン(2026(令和8)年度~2028(令和10)年度)(案)
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