東成区の学校配置の適正化(学校再編)について
2025年7月24日
ページ番号:654871

はじめに
大阪市では、全市的にさらなる少子化が見込まれる中、将来を見据え、持続的に良好な教育環境を提供していくため、子どもたちの教育環境の改善の観点を第一に据えて、行政が主体的に責任をもって解決を図る必要があると考え、学校配置の適正化の基準と進め方について、令和2年4月1日に条例や規則で規定化しました。
条例・規則
大阪市立学校活性化条例(抜粋)(PDF形式, 94.65KB)
大阪市立小学校及び中学校の適正規模の確保に関する規則(PDF形式, 140.05KB)
大阪市立小学校・中学校 学校配置の適正化の 推進のための指針(PDF形式, 844.35KB)
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上記の条例及び規則において、学校適正規模は学級数が12~24学級と規定しており、適正規模を満たさない学校は「適正配置対象校」(注1)とし、学校配置の適正化を進めています。
① | 複式学級を有する小学校 |
② | 1の小学校を除き、児童数が120名を下回り、今後とも児童数が120名以上に増加する見込みがない小学校 |
➂ | 現在児童数が120名以上の状況であるが、今後児童数が120名を下回ることが見込まれる小学校 |
④ | 1~3を除き、全ての学年において単学級であり、今後とも全ての学年において単学級であることが見込まれる小学校 |
⑤ | 現在7学級以上11学級以下の状況であるが、今後全ての学年において単学級になることが見込まれる小学校 |
⑥ | 今後7学級以上11学級以下の状況にあると見込まれる小学校 |
複式学級とは…引き続く2つの学年の普通学級在籍児童数の合計が16名以下(1年生を含む場合は8名以下)の場合は2つの学年を1クラスに編成すること。

東成区における現状
東成区では一部の小学校で小規模化が進んでいます。玉津中学校区にある小学校においては、令和7年5月1日現在、東小橋小学校が区分②、大成小学校が区分④、中道小学校が区分⑥に該当しているなど、複数の小学校が適正配置対象校に区分されています。

東成区における学校配置の適正化(学校再編)の取組について
適正規模より学級数の少ない学校では、子どもたちの交流が深まりやすく、密接な関係を築きやすいということもありますが、クラス替えができないため新しい人間関係を築く機会が少なく、合唱や団体競技などの教育活動が経験しにくいということも懸念されます。集団生活を通して得られる人と協調する力や困難な問題に対応する力など、子どもたち一人ひとりの資質や能力を大きく伸ばしていくためには、多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、時には友だちと互いに励まし合い、向上することができる一定の集団規模が必要であることから、学校配置の適正化(学校再編)に取り組む必要があります。

玉津中学校区における取組について
令和7年5月1日時点で、玉津中学校区内の東小橋小学校、大成小学校は全学年が1クラス編成、中道小学校は5学年で1クラス編成となるなど、小学校の小規模化が進んでいます。なお、東小橋小学校については、令和8年度に一部複式学級になることが見込まれています。
こうした状況を踏まえ、東成区役所では教育委員会と連携し、子どもたちにとってよりよい教育環境を提供する観点から、学校に一定の集団規模を確保し、教育活動の充実を図っていくため、学校配置の適正化(学校再編)の手法を検討しています。
令和7年8月に、学校再編の対象となる学校をはじめ、区内の小学校に通学している児童の保護者や未就学児の保護者などを対象に、現在、区役所が検討している学校再編(小学校の統合)の案をお示しする住民説明会を開催します。ぜひご参加ください。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市東成区役所 市民協働課教育支援
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ファックス:06-6972-2738