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010 今川緑道

2019年1月18日

ページ番号:32776

  • 南港通りの南側緑道
    平等橋を北上し、南港通と交差する川原橋までの250m程の間は桜並木とユキヤナギが美しいところです。
    国道25号線との交差手前にある水門までの北側の緑道(2.1km)とは南港通で分断されて、並木の様子も異なっています。北側の堤では、戦前は漆並木が有名でしたが、南側の堤は松並木でした。
    この堤は冬には大阪湾の風が定常的に東向きに吹いていたので、松並木を背にして、東向きに多くの子供達が凧揚げに夢中になった場所です。結構年長の人々も凧揚げに興じたもので、縦方向の年齢層との付き合いも経験したものです。
桑津今川堤碑

桑津今川堤の碑

  • 南港通りの北側緑道と、今川の漆
    南側よりも9倍も長い桜並木です。
    戦前は漆並木で有名な「漆堤」の名称がありました。
    正徳5年(1715年)付け城蓮寺村の堤奉行宛恐書(オソレガキ)の中に、「うるし堤」の美しさを述べる文言があるので、その頃に既に漆が広く植えられていたことがわかります。
    しかし、戦前の今川に残されていた漆は僅かなもので、西除川沿いにある矢田7丁目の阿麻美許曽神社や松原市の布忍神社境内や、駒川沿いの鷹合神社境内にも川沿いに漆の木が植えられていたことが確認できるので、漆は地場産業として、また川堤の補強策としても、今川堤に限らず、広く植えられていたことが分かります。今川の本漆は、戦中の燃料不足に困った住人達が堤の樹木を盗伐し、漆にまで手を付けたので、その全てが消滅しましたが、今も一部では漆を植えているところもあり、昔年の紅葉を楽しませてくれます。
    ただ、現在川沿いの所々に見られる櫨(ハゼ)の木は漆と似ていますが、樹液を分泌せず、造膜性や刺激性がなく、異なった性質の樹木です。 

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