相続した実家きちんと手続きできていますか?
2024年8月20日
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相続登記って何?
「相続登記」とは、土地や建物の所有者が亡くなった場合に、その土地や建物の名義を、亡くなった方から遺産を引き継いだ方(相続人)へ変更する手続のことです。
通常、遺産を受け継ぐのは亡くなった方の配偶者やその子どもです。ただし、これらの方が不在であったり亡くなっている場合は、親、兄弟姉妹へ、さらにはその子、孫、姪、甥・・・など相続人が広がっていく場合もあります。
また、登記を放置しておくと登記上の名義人(親など)と実際の所有者(相続人)が違うことになり、空家・空地の売買や賃貸などの契約ができない場合があります。


相続登記の義務化されたことを機に確認しておきましょう。最寄りの法務局で登記事項証明書を取得すれば確認することができます。

相続で不動産を取得した相続人は、取得を知った日から3年以内に相続登記の申請をするように義務付けられました。正当な理由がなく申請を怠ったときは、10万円以下の過料が科される可能性があります。
- 相続登記や住所の変更登記の申請の義務化(令和6年4月1日制度開始)
法務省の所有者不明土地の解消に向けた民事基本法制の見直しのページです

相続登記は、現在相続している人だけの問題ではありません。今まで住んでいた家も、いつか誰かが相続する日が来るかもしれません。家族で集まる機会があるときに、将来のことを話し合っておきませんか。

- 相続登記の申請をされる相続人の方へ
東淀川区役所の相続登記の手続きのページです

実家を相続した場合や将来相続する可能性がある場合
使われなくなった家はみるみるうちに傷んでしまいます。これまでお世話になった実家の将来について、ご家族で話し合ってみませんか。
ご自分で使われない場合は、売買や賃貸についても検討しましょう。資産価値は時間が経つほどに下がってしまいます。早めに不動産会社などに相談しましょう。
また、相続は亡くなられると自動的に発生します。相続を放棄したい場合も手続きが必要です。
- 大阪の住まい活性化フォーラム「大阪の空き家コールセンター」
空き家に関するワンストップ電話相談窓口です。売買や賃貸についても相談できます。【相談無料】
- 相続の放棄の手続きについて
相続放棄をされる場合は、3か月以内に、被相続人(亡くなられた方)の最後の住所地の家庭裁判所に申述する必要があります。

使い道が決まっていない方
使い道が決まるまでの間も、近所の迷惑になってしまわないように定期的に管理しましょう。
□清掃や木の剪定など定期的な管理スケジュールを立ててみましょう。
□家財道具を片付けておきましょう。
□10年先までの維持管理費用や税金も把握しておきましょう。
- 空家はトラブルになる前に対応を!
政府広報オンライン:空き家を放置しないためのアイデアが掲載されています
- 空家等の適切な管理について(国の指針)
東淀川区役所の空家等適正管理のページです

わが家が空き家になってしまう前にできること
親が住まなくなった後の家をどうしたいのか、親の考えや思いを伝えないままに子どもが実家を相続すると、空き家をどうしたらいいか方針が決まらず、そのまま放置されてしまうケースが珍しくありません。自分自身に何かあったときに備えて…「エンディングノート」や「自筆証書遺言書保管制度」など、今できることについて考えて行動しましょう。
- 家の終活ハンドブックについて
東淀川区役所の家の終活のページです
- 未来につなぐわたしの相続 エンディングノートについて
東淀川区役所のエンディングノートのページです
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