私たちのSDGs~13 認定NPO法人おてらおやつクラブ
2024年6月7日
ページ番号:529001
北区広報紙わがまち北区3月号(令和3年)掲載
地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。毎月、区内の様々な活動をお伝えします。
お供えを「おすそわけ」 子どもたちを笑顔に
「おてらおやつクラブ」は、子どもの貧困問題の解決をめざし、お寺へお供えされるお菓子などを、仏様からの「おさがり」として、様々な事情で困っているひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動です。
2013年に北区のマンションで、シングルマザーとその子どもが餓死状態で発見されるという事件が起きました。胸を痛めた奈良県・安養寺の松島靖朗住職が2014年に1人で「おてらおやつクラブ」を開始。共感が広がって現在は全国1,576寺院が参加、2020年11月には認定NPO法人となりました。
北区では野崎町の蟠龍寺(ばんりゅうじ)が2015年から参加しています。活動を知った檀家さんからのお供えが増え、お寺で開催している「サラナ親子教室」に通うお母さんたちや企業からの寄付も集まるようになりました。新型コロナウイルスの感染が拡大すると、マスクや消毒液の寄付も。物資は事務局に紹介された子どもを支援する団体に送り、そこから各家庭に届けられる仕組みです。
副住職の太田竜祐さんは「みなさんの思いやりや仏様の慈悲の心がこもったお菓子を子どもたちに送らせていただけることが本当に有難い」と話します。甘いもので子どもが笑顔に、応援する人々の存在を感じて家族が元気に、と願います。
活動費は御朱印の冥加料やお賽銭でまかない、持続可能な支援をめざしています。
蟠龍寺副住職の太田竜祐さん
蟠龍寺から子どもたちに送られるお供え
詳細
認定NPO法人おてらおやつクラブのホームページをご覧ください。
問合せ先
SDGsゴール1:貧困をなくそう
あらゆる場所あらゆる形態の貧困を終わらせよう
SDGsチャレンジ
「おすそわけ」の精神で寄付をしてみよう
SDGsとは
国連サミットで採択された17の「持続可能な開発目標」
SDGs関連情報
注)本記事に関する内容は、北区広報紙わがまち北区への掲載時点のものです。現時点での詳細につきましては、掲載団体等に直接お問い合わせください。
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〒530-8401 大阪市北区扇町2丁目1番27号(北区役所4階42番窓口)
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