私たちのSDGs~24 ハイパー縁側
2024年6月7日
ページ番号:562845

北区広報紙わがまち北区4月号(令和4年)掲載

地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。毎月、区内の様々な活動をお伝えします。

オフィスビルを地域に開き トークで中津の面白さ発信
中津の古いまち並みの一角にある、1965年竣工のオフィスビル。道路に面したオープンスペースで開かれる入場無料のトークイベントが「ハイパー縁側」です。
ビルを保有する総合建設会社・西田工業(株)が、ビルを地域に開く方針を打ち出して2019年にリニューアル。半地下の駐車場を改装して木製ベンチを階段状に並べ、誰でも利用できる空間を作りました。「ハイパー縁側」は、人々が気楽に立ち寄って交流できる場をめざして2019年12月にスタートしました。
ゲストスピーカーは「まちのプレーヤー」。中津を中心に、まちづくり、アート、ビジネスなど、地域に根ざした活動をする様々な人を招いて語り合います。毎回、トークの聞き手を務める久米昌彦さんは、ビル3階でコワーキングスペース「Laugh Out Nakatsu」を運営する東邦レオ(株)の社員です。
来場者はたいてい10人前後だそうです。「1度に100人集めるより、10人に10回来てもらえる場にしたい」と久米さん。その願い通り、繰り返し訪れる人が増え、差し入れに手料理持参の常連さんも。
スピーカーはここに集う人の輪から次々に登場。天満橋、阿倍野、京都にも開催場所を広げ、2年3か月で計200回を超えました。「縁側」は、ビルとまちをつなぎ、人の縁をつなぐ場ともなっています。
ビルにはクラフトビールの醸造所「中津ブルワリー」もあり、隔週土曜に仕込みや販売をしています。「ビル全体を、中津というまちの面白さをつくるコンテンツの一つにしたい」と久米さん。地域と企業を結んで新しい関係を育てています。
「ハイパー縁側」の今後の開催日程や過去の記録はホームページをご覧ください。

久米昌彦さん

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