私たちのSDGs~26 NPO法人 子どもセンターぬっく
2022年6月1日
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地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。毎月、区内の様々な活動をお伝えします。
子どもに緊急の居場所を提供 温かく寄り添って自立を支援
虐待、育児放棄、貧困などで家庭に居場所がなくなった子どもが駆け込めるシェルター「ぬっくハウス」を2016年から運営しています。15歳から20歳前後の女子が対象で、個室が5室あり、スタッフが24時間常駐。弁護士、福祉の専門家、ボランティアなど様々な大人が力を合わせて子どもたちに温かく寄り添います。
相談が来ると、まず弁護士が子どもに直接会ってじっくり話を聞きます。「ぬっくハウス」への入居は数日から2か月程度。スマホなどはスタッフに預け、心と体を休めることに専念してもらいます。
シェルターを出た後の支援も必要と、2020年には自立援助ホーム「Re-Co」(りこ)を開設しました。学校やアルバイトに行きながら自立するための様々な力を養います。
電話相談「居場所のない子ども110番」は男子もOKです。通話無料のフリーダイヤルなので公衆電話からでもゆっくり話せます。
大阪府の児童虐待相談対応件数は全国最多クラス、高校中退率も高率です。運営委員で弁護士の丹羽有紀さんは「過酷な状況でも、前に向かって進もうとする子どものエネルギーはすごい。自立への長い道のりには大変なことも多いのですが、それに伴走させてもらえるのが喜びです」と話します。「子どもが自分の人生を生きていくことをできる限りサポートしたい。人生って悪くないな、と感じてもらえたら」

運営委員の丹羽有紀さん

詳細
詳細は「子どもセンターぬっく」のホームページをご覧ください。
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