私たちのSDGs~32 Study:大阪関西国際芸術祭
2024年6月7日
ページ番号:588504

北区広報紙わがまち北区1月号(令和5年)掲載


地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献をめざす大阪・関西万博に向けて、みんなで取り組む「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジもご紹介します。

アートの力を社会に活かし「国際芸術都市大阪」へ
大阪・関西万博が開催される2025年に予定する「大阪関西国際芸術祭2025」に向けたプレイベントです。第2回となる今年は1月28日(土)から2月13日(月)まで、グランフロント大阪(大深町)などで作品展示やカンファレンスなどを展開します。芸術祭のテーマは「ソーシャルインパクト」。格差、環境、ジェンダーなどの社会課題やSDGsがアートとして表現され、人々にメッセージを投げ掛けます。
総合プロデューサーの鈴木大輔さんは元々グラフィックデザイナー。大阪市立大学(現・大阪公立大学)で、アートを多様な人々が共存できる社会づくりに活かす研究に参加したのをきっかけに、2017年に株式会社アートローグを設立、アートと社会、経済、政治などを結ぶ様々な企画をプロデュースしてきました。「想像力や創造性を育てる力や、都市の魅力を高める力などアートの豊かな可能性を社会に活かしたい」と話します。
今、大阪には大きな現代アートの祭典がありません。人口10万人当たりの美術館の数は全都道府県の中で最低です。「大阪関西国際芸術祭やアートを成長戦略の起爆剤に、『国際芸術都市大阪』へ」と、鈴木さんは目標を掲げます。
作品を売買するアートフェアも公式プログラムとして2月11日(土祝)・12日(日)にコングレコンベンションセンター(大深町)で開催します。アーティストが作品の対価を得られる環境や、アート関係の仕事や雇用の創出も必要だと鈴木さんは考えています。
大阪・関西万博が追い風となり、産官学とのパートナーシップも広がりつつあります。多様な人々のアイデアで芸術祭をつくるプロセスが「Study」なのです。

総合プロデューサーの鈴木大輔さん

昨年のStudy:大阪関西国際芸術祭に展示された淀川テクニックさんの「真庭市のシシ」。家庭ごみを材料に、色彩はSDGsをイメージしたものです(©️淀川テクニック)

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