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私たちのSDGs~35 RelationFish株式会社

2023年3月31日

ページ番号:596326

SDGsロゴ
「TEAM EXPO 2025」プログラムロゴ

地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。今回から、持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献をめざす大阪・関西万博に向けて、みんなで取り組む「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジもご紹介します。

アイゴ養殖から考える「持続可能な食の未来」

 この春も大阪湾のイカナゴは不漁です。サンマやマグロなどの漁獲高も減る一方。危機感を持った関西の料理人や食の関係者が、持続可能な食の未来を考えようと結成した「いただきますを考える会」を母体に、質の高い養殖魚の生産に乗り出すために、2022年に設立したのがRelationFish株式会社です。初年度は温暖な海域に生息するアイゴの養殖に向けて近畿大学水産研究所との共同研究などをしました。懐石料理店「雲鶴」(天満1)店主の島村雅晴さんが社長を務めています。

 アイゴというあまり知られていない魚を選んだのはSDGsの視点からでした。

 アイゴは釣れても商品としてはほとんど流通していません。海藻を食べて育つため、独特の臭いがあるからです。が、和歌山で育ち、よくアイゴを釣り上げた島村さんは「新鮮なうちに内臓を出せば臭いはなく、淡白な白身を美味しく味わえる魚です」と話します。「価値がないと思って雑に扱うから味が落ち、味が落ちるから見向きもされない悪循環。生産、流通、料理、販売などいろいろな方とつながって、アイゴ本来の価値を活かしたい」

 人口増加で将来は地球規模のたんぱく質不足が心配される中、アイゴの養殖は環境負荷が小さいのも利点。マグロを1キロ太らせるには餌に10〜15キロの小魚が必要ですが、雑食性で主に植物が餌のアイゴなら野菜くずなども利用できます。

 昨年10月に市内で開いたシンポジウムは満員の盛況。料理人たちが腕を振るったアイゴ料理の試食もありました。社名の通り、魚を通じてつながりを広げ、みんなで食の未来を拓くことをめざしています。

島村雅晴さん

社長の島村雅晴さん

アイゴの写真

アイゴはこんな魚です

アイゴと野菜の炊き合わせの写真

淡白な味わいを活かしたアイゴと野菜の炊き合わせ

詳細

RelationFish株式会社(天神橋1-18-17)

 共創チャレンジ・RelationFish株式会社のページ

 https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/561別ウィンドウで開く

 問合せはRelationFish株式会社ホームページ

 https://www.relationfish.com/別ウィンドウで開く

 

SDGsゴール14:海の豊かさを守ろう

ゴール14のアイコン

持続可能な開発のために、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する

 

SDGsチャレンジ

魚は海の恵み。「いただきます」の気持ちを大切に味わおう

SDGsとは

国連サミットで採択された17の「持続可能な開発目標」

SDGs関連情報

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