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私たちのSDGs~44 談話室マチソワ

2024年1月1日

ページ番号:615994

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地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。毎月、区内の様々な活動をお伝えします。

知らない人と話すことで化学反応が生まれる場に

 昨年10月、映画や演劇など舞台芸術を中心とする表現活動の場、扇町ミュージアムキューブ(南扇町6)がオープン。複数の劇場からなる複合施設の1階にある8坪程のスペースが、「談話室マチソワ」です。ヨーロッパのカフェ文化のように、いろんな人が立場の違いを超えたコミュニケーションを図れる場にしたいという思いで「談話室」と名付けました。

 その思いは、運営スタイルの特徴にもなっています。「マチソワは、店主=スタッフとお客さん、お客さん同士が話をする場所です。喫茶店やカフェでは普通、人に話し掛けたりしませんが、ここなら映画や演劇の話などをきっかけに、会話が生まれやすいと思いました」と代表の山納洋さん。会員制ですが、スタッフが「話し掛けていいですか?」と尋ねて、大丈夫ならその場で会員になれます。申込書も登録も要りません。「映画や演劇を観に来る人、病院に来る人、向かいの保育園に来るお母さんやクリエーターなど、誰もがここで話すことを通じてアイデアを思い付いたり、助けたり助けられたり、情報交換を通じて人と人がつながる空間として活用してほしい」と言います。

 人と人とのコミュニケーションが減る中、知らない人から話し掛けられると怖いと感じる若者も増えています。ディスコミュニケーションの問題は、想像以上に深刻です。

 これまでも小劇場「扇町ミュージアムスクエア」のプロデュースや、そのコミュニケーション空間を絶やしたくないと「コモンカフェ」など人が出会い、話す場を創り続けてきた山納さん。「談話室マチソワ」を、重要な社会インフラと位置付けています。「自分の居場所を見付けられない人、孤独を感じている人たちの居場所にもしていきたい。知らない人と話すことで、違う考え方や別の道があることを知ってほしい。様々な世界への扉がここにあるのです」

代表 山納洋さん

代表の山納洋さん

マチソワのスタッフ

マチソワのスタッフ。「絵顔で皆さんをお迎えします」

詳細

談話室マチソワ

南扇町6-26 扇町ミュージアムキューブ1階

SDGsゴール11:住み続けられるまちづくりを

ゴール11のアイコン

まちや人々が住んでいるところを、だれもが受け入れられ、安全で、災害に強く持続可能な場所にする

SDGsチャレンジ

知らない人に話し掛けてみよう

SDGsとは

国連サミットで採択された17の「持続可能な開発目標」

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