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私たちのSDGs~46 子どもたちのふれあい体験事業

2024年3月31日

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地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。毎月、区内の様々な活動をお伝えします。

外に出にくい子どもたちが自然に親しみ交流を広げる機会に

 2月10日の朝、北区役所前を出発した2台のバスは滋賀県栗東市へ。合わせて90人を超える子どもと保護者らがいちご狩りを楽しみ、馬やポニーと触れ合いました。

 障がいなど様々な事情で外出が難しい子どもたちが自然に親しむ機会に、と北区地域活性化事業推進センター主催で開催する「子どもたちのふれあい体験事業」。立ち上げからけん引してきた三島保さんは「とにかく外に引っ張り出してやりたい、という思いで続けてきました」と話します。

 十数年前、京都府京丹波町の農家と知り合った三島さん。芋や枝豆の収穫に通ううち、「子ども食堂に来る子らを、ここに連れて来たいと思うようになって」。そんな時、北区の社会福祉協議会(社協)からも、社協が支援する子どもたちが外に出るきっかけを作りたいとの話があり、京丹波町での収穫体験が実現しました。

 「長靴を知らない子がいて驚いたことも」と振り返る三島さん。様々な課題に直面しては、一つひとつ解決してきました。2年前から、春のいちご狩りを加えて年2回のツアーが定着。一斉にお弁当を食べるのも、子どもたちには貴重な経験です。保護者同士の交流も生まれます。行程には障がい者が働く職場の見学や利用を組み込み、将来の就業につなげる工夫も。いつも定員を上回る人気ですが、「大きくし過ぎて顔の見えないものにはしたくない」と話します。

 ある年、長く家に引きこもっていた女子中学生が参加。別れ際、「1人で行動する自信ができました」とあいさつして帰っていきました。「当たり前のことやってるだけ」と話す三島さんですが、「その言葉を聞いた時は、やっぱり涙が出たね」

北区地域活性化事業センター 三島保さん

北区地域活性化事業センターの三島保さん

京丹波町の畑で芋堀りを楽しむ参加者の様子

京丹波町の畑で芋堀りを楽しむ参加者

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