私たちのSDGs~48 国際ソロプチミスト大阪ー梅田
2024年6月7日
ページ番号:627970

北区広報紙わがまち北区6月号(令和6年)掲載

地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。毎月、区内の様々な活動をお伝えします。

女性が自立するための支援 必要とされることを継続的に
「がんばろう!能登」。4月2日、国際ソロプチミスト大阪-梅田が開いたチャリティーバザーの会場に青いのぼりが立ちました。能登半島地震で被災した地元の業者が工芸品や特産品を販売するブースは大にぎわい。会長の細川寛子さんは「被災地の方々は、忘れられていないことが実感できた、と言って帰られました。寄り添う気持ちが伝わったんですね」と話します。
国際ソロプチミストは管理職・専門職に就く女性たちで構成する国際的な奉仕団体です。1990年に誕生した「大阪-梅田」は帝国ホテル大阪(天満橋1)に事務局を置き、会員は40代から90代まで31人。月1回の例会で話し合いながら、DV被害を受けた女性の自立支援や経済的に恵まれない女子学生の支援、海外の診療所への寄付など、幅広い活動を続けてきました。
一方、変化の激しい時代にあって、これからの活動の方向を模索しています。その一つが地域密着です。「拠点のある北区で、起業を志す女性や専門的な技術・資格の取得をめざす女性、教育や子育てに取り組む団体などを支援できれば」と細川さん。自身も子育てが一段落した45歳から資格を取得して50歳を前に起業、その後の人生を切り開いてきました。
「押し付けでなく、必要とされることを継続的にお手伝いしたい」と話します。継続のためにも、新しい仲間が加わることを願っています。「被災地支援にしても、個人ではできなくても組織があれば知恵を出し合って実現できる。その喜びを知ってもらいたいですね」

会長の細川寛子さん

能登半島からの出展ブースが
並んだチャリティーバザー

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