私たちのSDGs~50 SCIENCE de DOYA(サイエンスでドヤ!)
2024年8月1日
ページ番号:632337

北区広報紙わがまち北区8月号(令和6年)掲載


地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献をめざす大阪・関西万博に向けて、みんなで取り組む「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジをご紹介します。

サイエンスショーで広げる科学を楽しむ文化の輪
「ロケットってどこまで飛んで行くと思いますか?」「宇宙!」「ここでロケットを打ち上げてみましょう」「えーっ?!」…楽しいやり取りが続きます。
SCIENCE de DOYAは、大阪市立科学館(中之島4)でサイエンスショーのデモンストレーターとして活躍するボランティア有志が、大阪・関西万博に向け、さらなる発信をめざして立ち上げたチームです。ボランティア1期生の𠮷岡亜紀子さんは命名について「ショーを見たお客さんが、あ、そういうことか!私って科学わかるやん!と自信を持ち、ドヤ顔になれるように。そしてせっかくなら大阪弁で」と話します。
サイエンスショーを実演する楽しさを一般の人にも味わってもらおう、と2009年度に導入された同館の科学デモンストレーターは、現在15人が活動中。本業は会社員、薬剤師など様々で、𠮷岡さんは弁理士です。約1年の養成講座を受けた後、週末を中心に実演を担当し、国内外の科学館との交流も重ねてきました。そんなボランティアの実演を学芸員が支えます。
「コンテンツや道具は学芸員さんが全て準備してくれて、後は好きなようにやっていいよ、と言ってもらえる。ボランティアがドヤ顔できるようにサポートしてくれて、私たちはお客さんがドヤ顔になる手助けをするんです」。同館は8月1日(木)にリニューアルオープン。「更に科学に親しみやすい空間になり、ますますドヤ顔が見られると思います」
バランスの実験で、指1本で傘を支える体験をした日、子どもたちは傘を指で支えながら帰っていきます。そして「物には重心があってね」と家族や友だちに語ります。𠮷岡さんは、「そんなふうに、科学を楽しむことが文化になればいいですね」と話しています。

サイエンスショー デモンストレーター 吉岡亜紀子さん

花火のサイエンスショーでは、火花や色の秘密を科学で解き明かす

詳細
大阪市立科学館ホームページ
https://www.sci-museum.jp/
共創チャレンジ SCIENCE de DOYA
https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/386

SDGsゴール4:質の高い教育をみんなに

すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。

SDGsチャレンジ
学んでドヤ顔しちゃおう

SDGsとは
国連サミットで採択された17の「持続可能な開発目標」

SDGs関連情報
注)本記事に関する内容は、北区広報紙わがまち北区への掲載時点のものです。現時点での詳細につきましては、掲載団体等に直接お問い合わせください。
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