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私たちのSDGs~57 株式会社maemo atomo(マエモ アトモ)

2025年5月1日

ページ番号:652552

北区広報紙わがまち北区5月号(令和7年)掲載

SDGsロゴ

地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。毎月、区内の様々な活動をお伝えします。

出産のまえもあとも伴走者として女性をサポート

 産前産後の女性に向け、助産師や理学療法士が心身のケアを促すピラティススタジオです。妊娠中の人には、レッスン前後に胎児の心拍確認を行うなど、医療従事者によるサポート体制が整っています。2021年に江坂スタジオ、昨年には南森町のスタジオをオープンし、オンラインレッスンも始めました。

 CEOの西山夏実さんは元々助産師として総合病院で勤務。数多くの出産に立ち会う中、産科合併症で母子ともに命を落とすケースに直面し、「妊娠・出産のリスクを少しでも減らしたい」と、海外で効果が実証されていた「運動」に注目しました。

 産前産後の運動は、高血圧・糖尿病などの合併症予防、うつ病や早産になるリスクの軽減、腰痛・肩こりなど体の不調改善にも役立ちます。日本では未だ「産前産後は安静に」という意識が根強いことから、西山さんは「根拠や理論に裏打ちされた運動プログラムを提供したい」と、事業を開始した2021年に大学院に進み、「産前産後の運動がもたらす産科合併症の軽減」について研究しています。4月からは大阪大学や大阪公立大学と共同研究を開始、医療機関とも連携しながら運動プログラムを開発する予定です。

 レッスン中には、妊娠中の不安や産後の育児の悩みなどを相談されることも多くあります。「産前産後は心身共に不安定で悩みがあふれる時期。何でも相談してもらえる環境を整えることにも力を入れています」と西山さん。「助産師は英語でmidwife、“女性と共に”という意味です。出産の前も後も、女性の一生を支える伴走者のような存在でありたいですね」

CEOの西山夏実さんがSDGsの3番のボードを持っている写真

CEOの西山夏実さん

妊婦の方がピラティスのレッスンを受けている様子

スタッフは全員ピラティスインストラクター資格を持つ医療従事者

詳細

SDGsゴール3:すべての人に健康と福祉を

ゴール3のアイコン

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

SDGsチャレンジ

産前産後のかけがえのない時期をいとおしく過ごそう

SDGsとは

国連サミットで採択された17の「持続可能な開発目標」

SDGs関連情報

注)本記事に関する内容は、北区広報紙わがまち北区への掲載時点のものです。現時点での詳細につきましては、掲載団体等に直接お問い合わせください。

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大阪市北区役所 政策推進課広聴広報・企画調整担当

〒530-8401 大阪市北区扇町2丁目1番27号(北区役所4階42番窓口)

電話:06-6313-9683

ファックス:06-6362-3821

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