私たちのSDGs~65 社会実験Cafe&Bar カラクリLab.
2026年2月1日
ページ番号:671482
北区広報紙わがまち北区1月号(令和8年)掲載

地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。毎月、区内の様々な活動をお伝えします。
がんを抱える生きづらさ ドリンク片手に語る場を
飲食店が並ぶ堂山町のビルの2階。週末夜、不定期に開く小さな店を次々と客が訪れます。「乳がんで7年になります」「あ、一緒!」。挨拶代わりに、そんな会話が始まります。
オーナーの谷島雄一郎さんの食道に希少がんが見つかったのは2012年。長女の誕生を控え、仕事も順調だった日々が一転しました。様々な治療、転移・再発が続く中、2015年、がん経験者だからこそできることを形にするプロジェクト「ダカラコソクリエイト(カラクリ)」を、がん経験者や医療者、クリエイターらと立ち上げました。最初に取り組んだのは、闘病中に掛けられてうれしかった言葉を集めたLINEスタンプの制作。「がんになった時に支えられた言葉って、いろんな人を支える言葉になるはず」と谷島さん。
そして「がんをもっとカジュアルに」と2019年、カラクリLab.を開きました。「がんのことを話すと気を遣われ、隠すと時に傷つけられる。がんであってもなくても、生きづらさを抱えた前提で、ありのままいられる場になれば」と話します。病院で昼に開かれることが多い「がんサロン」とは逆に、若い世代が来やすい夜の繁華街。患者も医療者もそれ以外も、ドリンク片手にフラットに交流し、互いの特技や経験で支え合う―。谷島さんに代わって医療者がマスターを務めたり、小児がん患者の親がイベントを開いたりもしています。
「特に若い世代のがんの課題は、病院ではなく仕事、子育てといった日常生活の中で発生します。だから、いろんな人が関わってくれた方が解決しやすいんです。医療格差の拡大など懸念は多いですが、知恵を集めてサポートしていきたいですね」

オーナーの谷島雄一郎さん

ドリンク片手に会話が弾んでいる様子
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SDGsゴール3:すべての人に健康と福祉を
持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
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SDGsとは
国連サミットで採択された17の「持続可能な開発目標」
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