蚊の発生防止対策について
2025年2月26日
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蚊の発生防止対策について
夏になると蚊に悩まされていませんか?
蚊はうるさく寝苦しい羽音や刺されることによる強いかゆみといった不快感を与えるだけでなく、デング熱やウエストナイル熱などの感染症を媒介することがあります。
蚊が媒介する感染症を未然に防ぐには、普段からの蚊対策が必要になります。
蚊の生態や発生場所などを知ることにより、家の周りから発生源をなくすように心がけましょう。


蚊はどこで発生するの?
蚊はちょっとした「水たまり」があれば場所を問わずどこでも卵を産むことができます。
どのような対策をすればいいの?
発生源となる「水たまり」を無くすことが最も効果的な防除対策となります。
次のような身近な発生源をなくしましょう。
例えば・・・
- 屋外に放置された空き缶・瓶・ペットボトル。
- 植木鉢の受け皿、自転車などの雨よけシートのたるみ。
- 雨水枡・・・ステンレス製網をつけた上から通常のフタを置く。

植木鉢の受け皿

雨よけシートのたるみ

雨水枡
蚊の一生は?
水面に卵を産み、水中で幼虫(ボウフラ)、蛹(オニボウフラ)と生活した後、成虫になります。
成長速度は外部環境に影響され、一般的に気温が高ければ速く、低ければ遅くなります。
ちなみに、成虫の寿命は約30日といわれています。

日本にいる代表的な蚊って、どんな蚊がいるの?
ヒトスジシマカ(ヤブカ属)

日本のほとんどの地域(青森県以南)に生息する小型の蚊。
【特 徴】
体の中央に白帯があり、脚は黒白色の縞模様をしています。
日中、屋外での活動性が高い。
活動時期は、5月中旬から10月下旬頃までです。
成虫は越冬できません。
【主な発生源】
小型容器、雨水枡などの小さな水たまり。
写真提供:国立感染症研究所昆虫医科学部
アカイエカ(イエカ属)

日本全土に生息する中型の蚊。
【特 徴】
全身が赤褐色である。
主に夜間に吸血する。
成虫のまま越冬できる。
【主な発生源】
下水溝、浄化槽等の水源。
写真提供:国立感染症研究所昆虫医科学部
蚊の活動時間帯はいつ頃?
吸血活動は、昼間活動性と夜間活動性の2つに大きく分けられます。
ヤブカ属(ヒトスジシマカ等)は主に昼間吸血性で、イエカ属(アカイエカ等)は主に夜間吸血性と属によって異なります。
蚊に刺されないためには、どのように予防すればよいですか?
蚊の多い場所へ出かけるときは、
- 長袖長ズボンを着用したり、素肌でサンダル履き等は避けましょう。
- 虫よけ剤を使用しましょう。
- 屋外だけでなく、室内でも蚊の駆除を心がけましょう。
- 室内に蚊を入らせないよう網戸等をしっかり閉めましょう。


大阪市では蚊の調査はしていますか?
大阪市では、平成17年度から市内10か所の公園等で蚊が保有する病原体調査を実施していますが、これまでデングウイルスやウエストナイルウイルスが検出されたことはありません。
リーフレット
啓発用リーフレット
蚊に刺されない生活を目指して(表面)(pdf, 756.08KB)
蚊の種類、蚊が媒介する感染症について
蚊に刺されない生活を目指して(裏面)(pdf, 857.36KB)
蚊の生活史、防除方法について
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関連リンク
- デング熱について
大阪市保健所感染症対策課ホームページ
- デング熱に関するQ&A
厚生労働省ホームページ
- ウエストナイル熱について
大阪市保健所感染症対策課ホームページ
- ウエストナイル熱・脳炎Q&A
厚生労働省ホームページ
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