西成区のまちをフィールドとしたアートプロジェクト「 ちょちょまうヴァナキュラー」
2024年12月20日
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「ちょちょまうヴァナキュラー」を実施しています !

ちょちょまうヴァナキュラー(ちょちょヴァナ)とは
「ちょちょまう」=うっかり何かをしでかしてしまう様子。「ヴァナキュラー」=風土。
その土地で新たに何かを実験したり、挑戦してみようとしたときに起こる大小様々な事象と、そこから生まれる人や場所との関係性や関わりなどの蓄積がその土地の風土を形成していくものと考え名付けられました。
西成区のまちをフィールドとして、「アート」を媒介に生まれる新たな出会いやできごと、関係性を通じて持続可能な地域共生社会を実現すること、またこれらの活動全体を通して、地域の未来を担っていく次世代の創造性人材育成を目的として実施しているプロジェクトです。

事業内容
年間を通して継続的に活動している「作業場@旧今宮小学校」を軸に、以下のプログラムを実施しています。
・作業場@旧今宮小学校
・おとあつめ
・ちょちょヴァナ2024・秋


作業場@旧今宮小学校

作業場は2015年に廃校になった今宮小学校の校庭の一角で、美術家のきむらとしろうじんじんらとともにスタートしました。じんじんの言う”ええ風景”を拠り所に、小学校に残る陶芸窯や学習園、廃材、倉庫などを活用し、誰もが立ち寄りたくなる場を目指して定期的にオープンしています。
年齢や経験を問わず、どなたでも参加可能です!畑・陶芸に関心がある、木工が得意、まずは一度見学してみたいなど、動機は問いません。ご興味のある方はお気軽にお越しください!
参加アーティスト
きむらとしろうじんじん ほか

陶芸
陶芸のくず土をくだいてこねて再生して、つくったものを学校にある陶芸窯で焼きます。

庭づくり
自然の循環システムを考えながら、木を剪定したり、下草のメンテナンスをしたり、居心地の良い場所をつくっています。

木工
廃材を利用してつみ木や<作業場>で使うものをつくります。

畑の実験
土を耕して、野菜を育て、収穫したものをみんなで味わいます。

おとあつめ
作業場を起点としてスタートした新たな「音楽」のプロジェクトです。関西を拠点に活動するミュージシャンたちと一緒に楽器や作業場にあるものを鳴らしたり、空間に響く音や声も重ねたり、繋げたり、録音したりして音楽をつくります。音楽が苦手でも、楽器が弾けなくても年齢や経験を問わず、どなたでも参加できます。得意な楽器があれば持ってきいただくのもOKです!
基本的に作業場と同日に開催。今後は地域の児童館や学校などと連携した取り組みを実施する予定です。
参加ミュージシャン
江崎將史、亀井奈穂子、米子匡司、光永これゆき

実施日時
令和6年12月21日(土曜日)、12月22日(日曜日)、令和7年1月25日(土曜日)、1月26日(日曜日)、2月22日(土曜日)、2月23日(日曜日)、3月22日(土曜日)、3月23日(日曜日)
いずれも午後1時から午後4時30分ごろまで

場所

アートプロジェクト「ちょちょヴァナ2024・秋~野点+妄想屋台+作業場~」
<作業場@旧今宮小学校>を実施している校庭で、美術家・きむらとしろうじんじんによる野点(のだて)や、地域の子どもや建築を学ぶ大学生たちが各々魅力と思うモノやコトで屋台を出します。お気軽にお立ち寄りください!

実施日時
令和6年11月9日(土曜日)12時から日暮れまで(雨天決行)※終了しました

場所

これまでの経過
「ちょちょまうヴァナキュラー」は、平成15年から令和5年まで大阪市の文化事業として実施してきた「ブレーカープロジェクト」の活動の一環として、美術家・きむらとしろうじんじんとともに行ってきた「作業場@旧今宮小学校」のノウハウを引き継ぎ、その可能性を最大限に生かすことで、西成特区構想における「アート振興」による「若年層の転入・定住」の実現をめざして、新たにスタートしました。

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