シリコンテープを活用した退避区画を備えておきましょう
2025年3月26日
ページ番号:595084
シリコンテープを活用した退避区画を備えておきましょう
令和3年12月17日、大阪市北区ビル火災では26名の方が一酸化炭素中毒で亡くなりました。このような大惨事となった要因の一つに、「避難階段が1つしかないうえに、避難階段までの通路が火災でふさがれてしまった。」ということがあります。
そこで、避難経路が少ない防火対象物で階段をふさぐような位置で火災が発生したとき、命を守る最終手段として、一時的な退避区画を形成する手法がないか検討した結果、シリコンテープを活用することに着目し、中央消防署が主となって検証を行いました。
大阪市北区ビル火災を受けて総務省消防庁が策定したガイドラインで示されているとおり、不燃材料・遮煙性能を有する退避区画を形成するのが最善策ですが、簡易的な代替策として、シリコンテープを活用した退避区画を備えておくのはいかがでしょうか。
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