【重要】たばこによる火災が東成区で急増しています。
2023年2月1日
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たばこによる火災にご注意を!
たばこによる火災件数について
現在(令和4年10月16日)までの東成区内のたばこによる火災件数
令和4年1月1日から10月16日までの約10カ月間、東成区内では火災が16件発生しており、その内の8件がたばこによる火災となっています。令和3年中(1月1日から12月31日までの1年間)の東成区内で発生したたばこによる火災は3件であったため、既に昨年の2倍以上の件数となっています。
たばこによる火災件数はどれくらい多いのか
例年たばこは火災の原因になることが多く、令和3年中(1月1日から12月31日までの1年間)の火災件数とその原因を見てみると、
・大阪市内の火災件数・・・596件
火災原因・・・1位「たばこ」(98件)、2位「放火」(96件)、3位「電気配線類」(61件)
・東成区内の火災件数・・・17件
火災原因・・・1位2位同数で「たばこ」(3件)と「放火」(3件)、3位「電気配線類」(2件)
となっています。また他の市町村や全国規模で原因を見てもたばこは火災の原因の上位になっています。
たばこによる火災の多くは「寝たばこ」、「火の不始末」がきっかけです。それぞれの特性を見てみましょう。
寝たばこ
【どのようにして火災になるのか】
たばこの火は見た目は小さいものですが、約700度を超える高温状態です。その火が布団や枕(座布団)に落下すると、すぐに炎を上げ燃えることは少なく、じっくりと時間をかけ確実に無炎燃焼を続けます。そのため、喫煙していた本人はなかなか気付くことができず、気づいた頃には一酸化炭素中毒で動けなくなり亡くなってしまうことになります。

「ちゃんと吸い終えるまで起きてるで。」、「燃えた時は気づくやろ。」と思っていませんか?
【寝たばこによるたばこ火災を防ぐために】
・とにかく「絶対にしない!」こと。「自分は大丈夫!」はいけません。
・就寝時でなくても、室内や布団等付近ではくわえたばこをやめましょう!
火の不始末
【どのようにして火災になるのか】
吸い終えたたばこを「消す」習慣は持っていても、「完全に消えたか」まで確認する習慣は持っていないことがあります。灰皿でたばこの火を消したつもりでも、完全に消せていない場合も多く、溜まっている吸殻に火が燃え移る危険もあります。またそういった吸殻をごみ箱へ捨ててしまうと、ごみに燃え移り瞬く間に火災につながります。

「灰皿でちゃんと消したで。」でもそれはちゃんと目で見て確認をしましたか?
【火の不始末によるたばこ火災を防ぐために】
・たばこの火は水に濡らして消しましょう。灰皿に水を入れておくことも効果的です。
・灰皿・ごみ箱等の吸殻を捨てる場所の近くには、燃えやすい物を置かないようにしましょう。
たばこによる火災を防ぐために
たばこを吸うことは日常生活の一部であり、火災になりうるものであるという意識を失いがちです。しかし、その日常生活の中で正しいたばこの取扱いをしっかりと行うことで、火災は防ぐことができます。皆様も今一度、たばこの取扱いを見つめ直してくださいますようお願いします。
今後も火の用心へのご協力をお願いいたします。
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