リチウムイオンバッテリー等の火災が増加しています!
2025年5月1日
ページ番号:645038

10年前と比べると8倍以上に増加!!
近年、スマートフォンやモバイルバッテリー、充電式家電等の普及に伴い、リチウムイオンバッテリー等の充電池が関係する火災が増加しています。
北区だけでみると件数は横ばいですが、大阪市全体でみると大幅に増加しており、10年前と比べると8倍以上に増加しています。


火災を防ぐために

強い衝撃を与えない
地面に落としてしまう等でバッテリーや製品に強い衝撃が加わると、バッテリーの内部で短絡(ショート)が発生し火災に至ることがあります。
リチウムイオンバッテリー等が内蔵された製品を使用する際は、強い衝撃が加わることがないように丁寧に使用することを心がけましょう。
- モバイルバッテリーからの出火再現映像
※この映像の製品は、実際の火災とは関係ありません。

純正品を使用する
コードレス掃除機や電動ドライバー等の電動家電・工具には純正品と互換性があるバッテリーが販売されている場合があります。
一般的に純正品に比べて互換品の方が安く購入できることが多いですが、互換品の中には製造時の品質にばらつきがあったり、電圧等を監視する安全装置が省略されている場合があり、そのような互換品を使用すると火災が発生する可能性が高くなります。

経年劣化したバッテリーは使用しない
バッテリー等を適切に使用している場合でも長期間使用するにつれて経年劣化していきます。
使用時間が以前より短くなった。充電時間が以前より長く(もしくは短く)なった。充電時や使用時に異常に熱くなる。変形している(膨らんでいる)ように感じる。等、異常を感じるようになった場合は製品の使用を控え、買い替え等を検討してください。

適切な方法で廃棄する
使用し終わったバッテリー等を廃棄する際は、適切に分別し廃棄する必要があります。
過去には家庭ごみと一緒にバッテリーを捨てたことによってごみ収集車やごみ処理場で火災が発生した事例もあります。

リチウムイオンバッテリー等を捨てるときは?
大阪市では、令和5年7月から市内10か所の環境事業センターに「リチウムイオン電池等回収ボックス」を設置し、持ち込みによる回収(拠点回収)を行っています。
さらに、令和6年7月からは上記の拠点回収に加えて、電話等の申し込みにより環境局の職員がご自宅に訪問してリチウムイオンバッテリー等を回収する訪問回収を行っています。
※ご家庭から出されるものに限ります。(会社や商店等、家庭以外から出されるものは回収できません。)
※北区の場合は「東北環境事業センター(TEL:06-6323-3511)」が回収申込先となっています。
詳しくは環境局のホームページをご覧ください。
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