陸を乗り越え、水上を駆け抜ける!大型水陸両用車、愛称レッドヒッポをご紹介!
2022年4月1日
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大型水陸両用車が住之江消防署に配備されました!
近年、短時間豪雨の回数の増加、短時間で局地的に非常に激しい雨が降ることにより、中小河川の急な増水が引き起こされ被害を生じさせています。令和2年7月豪雨では道路が冠水した地域や土砂災害現場等、通常の消防車両では進入困難な現場も多く、活動に支障を来しました。
このような経験を踏まえ、冠水地域において円滑に消防活動が果たせるよう愛知県岡崎市(レッドサラマンダー)に続いて、全国で2台目となる大型水陸両用車がここ住之江消防署に配備されることになりました。
主要諸元
車両重量:6260kg
車両総重量:7030kg
燃料タンク:250L(軽油)
総排気量:2990cc
最高速度:(陸上)65km/h、(水上)3.5km/h
最大登坂能力:31度
最大溝乗越え幅:1.0m
最小回転半径:6.5m
最高出力:170馬力(1馬力=75kgの重量の物体を1秒間に1m動かす力)
全高:2.54m(MAX:3.83m航行灯あり)
全長:7.87m
全幅:1.98m
車両特性について
・陸上
1mの段差を乗り越えることができる
砂上、泥濘地、湿地、雪上、オフロード(未舗装)走行可能
・水上
穏やかな水面のみ航行可能(波高10cm以内)
レッドヒッポの由来
レッドヒッポとは赤いカバという意味であり、カバは水でも陸でも活動できること、また全面の角ばった顔や水面に浮かんでいる姿がカバに似ていることが愛称の由来となっています。