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水道工事へのご理解・ご協力をお願いします

2017年1月17日

ページ番号:368680

 大阪市水道局では、生活、都市活動に欠かせない水道水を地震時などにも安定的に皆さまにお届けできるよう、古い水道管を「地震に強い水道管」に入れ替える工事を計画的に進めています。

 工事中は、道路を掘り起こすことによる通行の制限や、重機を使用することによる騒音・振動、場合によっては、断水や水が濁ったりすることがあります。

 大変ご迷惑をおかけしますが、皆さまの安全で安心な生活を守るための工事ですので、ご理解とご協力をお願いいたします。

水道工事の目的

① 地震に強い水道管に入れ替える

 水道管の入れ替え工事では、地震に強い管(耐震管)を使用し、耐震性強化を進めています。

耐震管の写真
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② 老朽した水道管をなくす

 老朽化した水道管は漏水等が発生する恐れがあるため、昭和40年ころまでに埋設された古い管を対象に、優先順位に基づいて新しい管への入れ替え工事を施工しています。

水道工事の手順

 一般的な水道工事は、次の手順で行います。(工事によっては、これと異なる場合があります。)
工事の手順
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水道工事についてよくある質問と回答

Q1 現在、家庭の蛇口から普通に水道水が出ているのに、道路を掘りかえしてまで水道管を入れ替える必要があるのですか

A1 老朽化した水道管は漏水等が発生する恐れがあるため、耐震性のある新しい水道管へ計画的に取替えているものです。

  ※道路などの地下に埋まっている水道管には、内側から水圧がかかっているほか、外側にも、地盤からの圧力、道路を通る車の振動など、常に大きな力がかかっています。老朽化した水道管では、これらの力に耐えられずに破裂・漏水が発生したり、大きな地震の力で管の継ぎ目が外れたりする恐れがあります。

Q2 工事の騒音や振動はなくせないのですか

A2 舗装の取り壊して復旧する作業、道路の掘削作業、そして配水管を切断する作業のときには、どうしても大きな音や振動が発生してしまうため、周辺住民の皆さまには、これまでご理解をいただいてきたところです。

 引き続き、低騒音や低振動の機械の使用を促進したり、工事期間の短縮を図る工夫を重ね、また、周辺住民の皆さまへの十分な工事のPRも行っておりますので、ご協力のほどよろしくお願いします。

Q3 以前、工事を夜に行っていました。昼間に全ての工事を行わないのですか

A3 一般的に、水道工事は道路を一部占用したうえで掘削を行うため、交通事情(交通量など)などから、夜間に行うことがあります。

Q4 水道工事で、午後10時から断水がありました。もっと深夜に断水できないのですか

A4 断水を行う時間帯については、一般的にお客さまの水需要が最も増える翌朝までに通水する必要があるため、作業に要する時間を考慮したうえで決定しています。

Q5 同じ水道工事で、何度も同じような場所を掘り返しています。一度にできないのですか。

A5 古い管の撤去と、新しい管の設置を同時に行うと、断水の回数が増えてしまいます。お客さまへの断水の影響を最小限にするため、同じ区間を繰り返し掘削・埋め戻ししながら、「水道工事の手順」のとおり、段階的に工事を進めています。

Q6 以前にも工事していた場所で、再度別の工事が行われています。一度で全部の工事ができないのですか

A6 道路には複数の地下埋設物(例えば、水道・下水・電話会社・ガス会社・電気会社など)があり、これらの工事は皆様の通行を確保しながら行う必要があります。特に複数の埋設管の工事を同時に行いますとその範囲が相当広くなることが考えられます。そうなれば、歩道や車道が全面的に通行不能となり、車の渋滞や沿道家屋への出入りができないなど、社会的に大きな影響がでます。

 このようなことから、通行できる状態を維持しながら布設工事を行った後、一旦、仮舗装を行い通行を可能にします。その後、別の埋設工事も同様に掘削・埋戻しをして、最後に道路復旧のための全体の舗装(本舗装)を行います。この工程のために、何度も掘り返しをしているように見えることがあります。

 大阪市では、交通や沿道への影響を考慮して工事を無駄なく円滑に実施できるように道路工事の年間計画及び月間計画を立てております。その上で、毎月、埋設調整会議を行い、関係者間で工事の順番や時期、方法などを調整し、工事の効率化、期間の短縮に努めております。


 以上、ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


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このページの作成者・問合せ先

大阪市水道局総務部お客さまサービス課(お客さまセンター)

電話:06-6458-1132

ファックス:06-6458-2100

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