水安全チーム

　大阪市水道局では、水安全マネジメントシステムを確実に運用していくために、工務部長をリーダーとする「水安全チーム」を設置しています。

　水安全チームでは、水安全マネジメントシステムが適切に運用されているかを検証するために、食品安全マネジメントシステムに関する知識・経験を有する職員を内部監査員に任命し、それらの職員による内部監査を年1回実施しています。また、ISOの認証機関による外部審査を受審し、第三者の視点で当局のマネジメントシステムを評価していただくことで、マネジメントシステムの改善につなげています。

　また、水安全チーム会議を定期的に開催し、水道水の安全性に関する様々な課題について検討し、対応を行うことで、水道水の安全性を確保する取り組みを推進しています。

　令和6年11月8日から11月26日にISO審査機関による外部審査を受審し、ISO22000の認証を維持しました。今回の審査では、事故等のトラブルへの対応記録の残し方、類似の改善が必要な事象から根本原因を追及する際の精度の向上、適切な教育訓練等、改善すべき点について指摘や提言をいただきました。
　これを受けて、各所属で対策を検討・実施していく予定としており、水安全チームでもその内容を確認します。また、改善の効果については、令和7年度に実施する内部監査においても検証していきます。

　令和7年7月11日から8月8日に内部監査を実施し、外部審査で受けた指摘事項や提言内容についての対応や、業務品質管理について監査を実施しました。
　各所属での監査内容について、水平展開を含めた対応の確認を水安全チームで実施します。

　令和7年9月16日にマネジメントレビューを実施しました。今回のマネジメントレビューでは、ISO22000の活動状況（令和6年度外部審査結果とその対応方針や、マネジメントレビューにおけるアウトプットに対するフォローアップ、令和7年度内部監査結果）について報告しました。