水道ICT情報連絡会について
2025年11月7日
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大阪市水道局では、ICT(Information and Communication Technology)の水道事業への活用を推進するため、東京都水道局及び横浜市水道局と連携し、令和元年8月1日に水道ICT情報連絡会を設立しました。現在は23の水道事業体で構成しており、日本の給水人口の約4割に相当する規模です。
1 水道ICT情報連絡会の概要
(1)設立趣旨
より安定的で効率的な水道事業運営の実現を図るために、水道事業体が抱える事業運営上の様々な課題(ニーズ)について発信し、民間企業等が保有するICTなどの新技術の活用を促進することを目的としています。
各事業体の抱える課題を共同で発信することで、より効率的にICT等の新技術の情報を収集できることを期待しています。
(2)活動内容
- 水道事業体の抱える課題(ニーズ)の発信
水道ICT情報連絡会のホームページをプラットフォームとして、各水道事業体の課題を掲載
水道ICT情報連絡会ホームページ(東京都水道局ホームページ内)
- 民間企業等が保有する新技術の情報を募集
プラットフォームにおいて新技術を募集
- 水道事業体と民間企業等との意見交換
年1回の情報連絡会において、民間企業などから、技術や製品などを用いたプレゼンテーション

(3)構成団体
東京都水道局、横浜市水道局、堺市上下水道局、神奈川県企業庁、広島市水道局、名古屋市上下水道局、新潟市水道局、福島市水道局、さいたま市水道局、福岡市水道局、京都市上下水道局、静岡市上下水道局、神戸市水道局、福岡県南広域水道企業団、千葉県企業局、浜松市上下水道部、札幌市水道局、北九州市上下水道局、宇都宮市上下水道局、熊本市上下水道局、川崎市上下水道局、松山市公営企業局、大阪市水道局
2 効果・狙い
(1)水道事業体
- 大規模水道事業体の共同発信によるスケールメリット(潜在的な技術の掘り起し)
- 水道業界に加え、幅広い業種から新技術の情報を収集
(2)民間企業等
- 参加事業体が抱える課題を、容易に把握可能
- 新技術を、参加事業体に対して同時にPR可能
3 大阪市水道局が抱える課題
(1)大阪市水道局の課題一覧
- AIを活用した次世代型コールセンターの整備と広域化
- 中大口径管路を対象とした漏水検知技術の開発
- 水道スマートメーターデータの他分野への利活用
- 水道スマートメーターの普及に向けたコストダウン
- スマートメーターを活用した配水管理の高度化
- 水管橋等の維持管理及び劣化診断技術
- 末端地域における残留塩素濃度確保作業の自動化
- 水道スマートメーターの通信成功率の向上
- バックオフィスへのAI利活用による業務効率化
- 埋設管路の劣化診断技術
- 行政手続きに係る申請書類のチェックの自動化
- 工事設計簡素化に寄与する自動化ツール
- 地下埋設物の埋設位置の把握及び3D可視化
- 鉄筋コンクリート構造物の非破壊による劣化診断技術
- 浄・配水場等の保安警備の高度化
- 自動開閉機能付きメーターの開発
課題一覧
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0
で提供いたします。
- オープンデータを探す大阪市オープンデータポータルサイト
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(2)技術提案について
探している情報が見つからない
このページの作成者・問合せ先
大阪市水道局総務部DX推進課
〒559-8558 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビル ITM棟9階
電話:06-6616-5411
ファックス:06-6616-5419






