有機フッ素化合物に関するテレビ放送について
2019年5月16日
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令和元年5月15日NHKクローズアップ現代プラスで放映されました、有機フッ素化合物に関する「化学物質“水汚染”リスクとどう向き合うか」について、大阪市水道局の見解をご報告します。
大阪市水道局の見解
有機フッ素化合物の一つであるPFOA(パーフルオロオクタン酸)については、2016年に米国環境保護庁(USEPA)が健康勧告値70ナノグラムパーリットル(人が70年間毎日2リットル飲用しても問題ないレベル)を設定しました。
当局では、PFOAが海外で話題になっていたことから、平成17年から独自に原水、浄水、水源などの調査を継続しておりますが、高度浄水処理過程の活性炭処理が有効であり、水道水の有機フッ素化合物は、健康勧告値70ナノグラムパーリットルを大きく下回っており、その安全性を確認しております。
今後も、有機フッ素化合物の監視を継続し、水道水の安全性を確認してまいります。
調査結果の詳細など
- 水道水のPFOA調査結果
平成17年度以降、継続的に調査しており、平成29年度の平均値は8ナノグラムパーリットルになっています。 - 当局では、PFOAの代替物質の流通の可能性に鑑み、その他の有機フッ素化合物の定期測定調査も開始しています。その結果、テレビで放映されたPFHxS(パーフルオロヘキサンスルホン酸)は原水で未検出(定量下限値2ナノグラムパーリットル)、その他の類縁化合物も微量または未検出であり、PFOA等の代替物質としての増加傾向は認められていません。
調査結果につきましては、大阪市水道局ホームページに掲載しております。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市水道局工務部水質管理研究センター
〒533-0024 大阪市東淀川区柴島1丁目3番14号(柴島浄水場内)
電話:06-6815-2365
ファックス:06-6320-3259