キレイに洗おう!洗濯に残り湯を使うときのコツ
2020年3月31日
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大阪市水道局では、このコツを守ることでどれくらいの効果があるのか、お風呂の残り湯を使った洗濯の実験をしてみましたのでご紹介します。
実際にやってみました!残り湯を使った洗濯実験
(下の画像をクリックするとYouTubeで再生されます)
コツは「最後のすすぎに残り湯を使わない」こと!
どうして最後のすすぎに残り湯を使ってはいけないの?
大阪市水道局で実験をしたところ、水道水だけですすぎをした際には洗濯物から細菌が全く検出されなかったのに対し、残り湯だけですすぎをすると、洗濯物からたくさんの細菌が検出されるという結果が出ました。
洗濯物をキレイに仕上げるためには、特に最後のすすぎでは水道水を使うのがおすすめです。
綿の布 | 合成繊維の布 | |
---|---|---|
すすぎに水道水のみを使用した場合 | 検出せず | 検出せず |
すすぎに残り湯のみを使用した場合 | 5,500コロニー/ミリリットル | 12,800コロニー/ミリリットル |
“洗い”には残り湯を使っても問題ないの?
このため、“洗い”には残り湯を使用しても、仕上がりには影響がありません。
残り湯を使って洗濯をするタイミングはいつがいいの?
大阪市水道局の実験では、一晩経過後の残り湯は、入浴直後の残り湯と比べて細菌数が100倍以上になっていました。
また、一般的には40℃以下であれば、水温が高いほど洗濯する際の洗浄力が上がる(注1)とされています。
“洗い”に使う場合でも、細菌数が比較的少なく温かい、入浴直後の残り湯を使っていただくのがおすすめです。
(注1)衣類の材料や洗剤によっては、40℃より低い温度で洗うことを推奨されている場合がありますので、その場合はそちらに従ってください。
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