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予算の概要(令和6年度)

2024年3月29日

ページ番号:621836

水道事業・工業用水道事業 令和6年度予算の概要

令和6年度大阪市水道事業・工業用水道事業会計予算の概要です。

1 水道事業会計

令和6年度水道事業会計予算概要                     (単位:百万円)

(注)各項目は、百万円未満で四捨五入を行っており、計算が一致しない場合があります。

(1)経営収支


(注)表内計算は、全て四捨五入を行っており、また差引、伸び率(パーセント)は、千円単位で計算しているため、表内計算で一致しない場合があります。

(収益)

 収益は、685300万円で、前年度に比べ1.3パーセント増加しました。これは収益の大部分を占める給水収益について、令和6年度はコロナ禍の影響から脱し、多量使用者の水需要が引き続き回復していくものと考えられることから、前年度に比べ1.0パーセント増の6265,600万円と見込んだことによるものです。また、その他の収益は令和6年4月からの庭窪浄水場施設の守口市との共同運用開始に伴う関連収益を新たに計上することなどにより、前年度に比べ9.0パーセント増の426,100万円を見込んでいます。なお、特別利益については、前年度は土地の売却益を見込んでいましたが令和6年度は見込まず、皆減となっております。

(費用)

 費用は、6129,100万円で、人件費や物件費は増加するものの、資本費及びその他経費が減少、特別損失が皆減となることから前年度に比べ1.1パーセント減少しました。人件費は人員の減による減少があるものの、退職給付費の増などにより前年度に比べ0.2パーセント増加の1128,200万円を見込んでいます。物件費は動力費の減があるものの、浄配水施設補修等のための修繕費の増などより、前年度に比べ0.7パーセント増の2626,100万円を見込んでいます。その他経費は配水管撤去工事などの資産減耗費の減や一般会計分担金の減などにより、前年度に比べ7.0パーセント減の465,700万円を見込んでいます。

(損益)

 この結果、収支差引(当年度損益)では721,300万円の剰余となり、前年度に比べ156,100万円の収支改善、特別損益を除いた経常収支では前年度に比べ125,700万円の収支改善となっています。

(業務の予定量等)

給水世帯数:

173万1,000世帯

<前年度 170万9,000世帯に比べ 1.3パーセント増>

給水量:

3億9,954万4,000立方メートル

<前年度 4億80万2,000立方メートルに比べ 0.3パーセント減>

調定水量:

3億6,209万3,000立方メートル(注)

<前年度 3億6,346万4,000立方メートルに比べ 0.4パーセント減>

予算人員:

1,274人

<前年度 1,307人に比べ 33人減>

(注)調定水量とは、水道料金を調定するときに、その算定の基礎となる水量をいう。

(2)資本的収支


(注)表内計算は、全て四捨五入を行っており、また差引は、千円単位で計算しているため、表内計算で一致しない場合があります。

(支出)

 災害時においても安定給水が確保できるよう、経年管路の更新整備や浄水場など基幹施設の耐震改良整備等のため、建設改良費を2542,000万円と見込むほか、企業債の償還金などにより、全体で403700万円と見込んでいます。

(収入)

 企業債や工事負担金など、151700万円と見込んでいます。

(差引)

 この結果、差引は252億円の不足となりますが、損益勘定留保資金等で全額補てんする予定です。

2 工業用水道事業会計

令和6年度工業用水道事業会計予算概要      (単位:百万円)

(注)各項目は、百万円未満で四捨五入を行っており、計算が一致しない場合があります。

(1)経営収支


(注)表内計算は、全て四捨五入を行っており、また差引、伸び率(パーセント)は、千円単位で計算しているため、表内計算で一致しない場合があります。

(収益)

 収益は5億600万円で、前年度に比べ18.4パーセント減少しました。これは令和3年度までに申込みがあった給水施設受託工事が順次竣工し、残工事の規模が縮小することから、それに伴い受託工事収益が前年度に比べ96.9パーセント減の300万円となったことなどによるものです。また、そのほかの収益としましては、「大阪市工業用水道特定運営事業等」に係る収益として、運営権設定関連収益(運営権設定対象施設の減価償却費相当額等)を3億300万円、繰延運営権対価収益を5,000万円、運営権者更新投資収益(運営権者の負担による更新投資の償却額)600万円を見込んでいます。

(費用)

 費用は5億6,900万円で前年度に比べ57.4パーセント減少しました。これはもと城東浄水場施設や毛馬取水場の土木構造物の撤去の終了に伴い、これらを計上している特別損失が前年度に比べ88.2パーセント減の8,800万円となったことによるものです。また、物件費は給水施設受託工事の減などにより前年度に比べ89.3パーセント減の1,200万円、資産減耗費や水道事業会計分担金などを含むその他経費は、前年度に比べ8.3パーセント減の5,800万円を見込んでいます。

(損益)

この結果、収支差引(当年度損益)では6,200万円の欠損となり、前年度に比べ6億5,300万円の収支改善となっています。

また、特別損益を除いた経常収支では2,600万円の剰余となり、前年度に比べ600万円の収支悪化となっています。

(業務の予定量等)

給水会社数:

279社(注1)

<前年度 278社に比べ  0.4パーセント増>

給水工場数:

347工場(注1)

<前年度  345工場に比べ  0.6パーセント増>

給水量:

2,210万5,610立方メートル(注1)

<前年度 2,181万9,270立方メートルに比べ  1.3パーセント増>

調定水量:

2,708万0,000立方メートル(注1・2)

<前年度 2,677万7,000立方メートルに比べ  1.1パーセント増>

(注1) 大阪市工業用水道特定運営事業等の運営権者が行う業務の予定量を記載しています。

(注2) 調定水量とは、水道料金を調定するときに、その算定の基礎となる水量をいう。

(2)資本的収支


(注)表内計算は、全て四捨五入を行っており、また差引は、千円単位で計算しているため、表内計算で一致しない場合があります。

(支出)

 令和3年度までに開始した経年管路の更新整備等に係る建設改良費、企業債の償還金及び投資有価証券の取得による投資で246,800万円と見込んでいます。

(収入)

 工事負担金、購入債券の元金等の償還金、繰延運営権対価により、2億8,600万円と見込んでいます。

(差引)

 この結果、差引は218,200万円の不足となりますが、減債積立金及び損益勘定留保資金等で全額補てんする予定です。

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