水道技術プロモーションハブ事業について

　大阪市水道局では、柴島浄水場、水質管理研究センター及び体験型研修センターなどの施設一帯を海外の水道改善に資する日本の水道技術の情報発信拠点と位置づけ、来阪する海外事業体等の職員に対して、当局が保有する水道技術を情報発信することに加え、大阪市水道局 海外水ビジネスパートナー企業（以下「パートナー企業」という）が保有する水道技術に関する設備、機材等の情報をそれぞれの水道のニーズに応じて提供することにより、開発途上国の水道とパートナー企業のニーズマッチングを行い、開発途上国における水道の改善・普及に向けた支援を推進する「水道技術プロモーションハブ事業」を実施しています。

　本事業では、「当局施設を活用した情報発信」として、柴島浄水場、水質管理研究センターの各種施設・設備の見学、技術説明、体験型研修センターで実施する給配水過程の工事施工、漏水調査などの実技研修を行っています。

　また、「水道技術プロモーションハブを通じた情報提供」として、体験型研修センターの展示コーナー（Aquatic Osaka）においてパートナー企業が保有する製品の実機や模型及び技術や製品を説明したパネルの展示、動画の視聴などを行う展示型情報発信と、体験型研修センターの各研修棟を活用し、パートナー企業が保有する製品・技術の説明や実演などを行う実演型情報発信を実施しています。