第一生命保険株式会社大阪南支社とパートナーシップ協定を締結しました
2021年10月28日
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第一生命保険株式会社大阪南支社とパートナーシップ協定を締結しました。
大阪市住之江区役所は、令和3年10月27日(水曜日)に、活力ある地域社会の形成と発展に資することを目的として、第一生命保険株式会社大阪南支社とパートナーシップ協定を締結しました。
本協定締結によって、今後、第2条「連携事項等」をより具体的に実現することで、安全安心なまちづくり、教育、地域活性化、情報発信などの分野において、それぞれの活動の充実を図るとともに、地域連携を積極的に推進し、地域社会の発展をめざします。
協定締結式
協定締結記念撮影
協定締結記念撮影
開催日時
開催場所
出席者
第一生命保険株式会社 大阪南支社長 皆田 伸也 氏
大阪市住之江区長 末村 祐子
出席者挨拶
末村 祐子(大阪市住之江区長)
この度、第一生命保険株式会社大阪南支社様と大阪市住之江区とのパートナーシップ協定締結の環境が整いましたことをご報告申し上げます。本日この協定が締結できますことを、大変嬉しく思っております。
私は昨年4月の着任時に、当区にお住まいの方、お仕事されている皆様方が相互信頼のもと、盛んに交流されている様を拝見し、こうした優れた箇所にますます光を当て伸ばすことを自身の責任としながら、今年4月に策定しました区の将来ビジョンにおきましては、日々お子様を取り巻く環境が変化していること、町に対する思いやりが大変おありの住民の方々がいてくださること、そして水害をはじめとした災害に対してしっかりとした対策が必要な地域特性があることから、「育む」「愛しむ」「備える」という事業の3つの柱を立てました。そして、それらを実現するために欠かせない方法として、身近に感じて頂ける区役所、ICTの活用、そして、官民連携の一層の推進、の3つを掲げているところでございます。
このように官民連携推進を掲げる中、第一生命保険株式会社様より連携協定のお声がけをいただきましたこと、時節を得て、大変ありがたく思っております。既に地域の活動など様々な場面でご協力をいただいておりましたが、本日の協定締結を期に、今後はより正式なパートナーとして、総合的な取組を共に行っていける場面が増えるものと確信しております。
初めての緊急事態宣言から既に1年半を超えるという状況で、大変長い時間新型コロナウイルスに向き合って取り組んできたところではございますけれども、今後双方の知恵で楽しく乗り越える機会にも恵まれることと存じます。ピンチの時にこそ成長のタネがあるとも言われておりますから、色々ご相談させていただきながら、ますますの成長に繋げていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆田 伸也(第一生命保険株式会社 大阪南支社長)
末村区長から嬉しいお言葉を頂戴しましたが、私どもも大変嬉しく思っております。私も末村区長と同じく昨年の4月に着任いたしましたが、すぐに緊急事態宣言が出まして、いわゆるまともな営業活動ができず、9月までの半年間は、営業職員による新契約の募集業務を一時的に停止するという判断を会社の方で行っておりました。
我々の創業者は矢野恒太(やのつねた)と申しまして、元は医者であり、感染症の研究であったり、結核の撲滅に尽力した人物でもあります。また私どもの系列の病院では、心臓病や感染症の撲滅にも社を挙げて取り組んでおります。そういったバックボーンがございまして、我々の会社は社会貢献に熱心であり、地域との連携や関係構築などにおいて様々な自治体と協働させていただいています。
今回住之江区様ともパートナーシップ協定を締結させていただくにあたり、市内ではいの1番に締結させていただけるということで、支社として重ねて嬉しく思っております。
既に私どもの方では、河内長野市、富田林市、藤井寺市、松原市、羽曳野市の5市と包括連携協定を結ばせていただいております。そのうち富田林市様では自治体LINEの公式アカウント登録を我々の職員がお客様におすすめするという活動を行いまして、他企業の協力も得て、登録件数を伸ばすことができ、市の方にも喜んで頂きました。お客様からも、新型コロナウイルスのワクチン接種がなかなか進まなかったときに、LINEでワクチン接種の予約が取れるようになったと大変お喜びの声をいただきました。住之江区様にもTwitter等のアカウントがありますので、こういった取組はすぐにでも行っていきたいと考えております。
また住之江区様では教育にも力を入れておられるということですが、我々は金融の知識をライフサイクルに絡めてゲーム方式で学べる教材を持っており、お役に立てるところがあるかと思います。
私どもの一番の強さは、区民の皆様と直接お顔を見てお話ができるという所ですので、この強みを活かし、住之江区の運営方針にも貢献できますよう、職員一丸となって頑張って参りたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
連携する事項
(1)安全安心なまちづくりに関すること
日頃から地域訪問を行っている生涯設計デザイナーの特性を生かし、日々の活動の中で察知した区民の異変等、支援を必要としている方を速やかに関係機関へつなげる仕組みをつくります。(別途「協力事業者による地域見守りの取組みにかかる連携協定書」を締結予定)
また、老朽家屋の発見や、通学路付近の不審者情報等を住之江区役所へ集約し、さまざまな種類の危険を未然に防ぎます。
地域見守りの取組みの様子(写真提供:住之江区社会福祉協議会)
(2)教育に関すること
希望する区内の小・中学校における金融や保険、個人情報保護等に関するキャリア教育等の教育活動の支援について連携します。
また、希望する小学校において「夏休みこどもミニ作文コンクール」の団体応募受付を行い、夏休みの宿題での取組みに活用できるよう連携します。
消費者教育教材「ライフサイクルゲームⅡ」(写真提供:第一生命保険株式会社大阪南支社)
(3)地域活性化に関すること
住之江区役所前の花壇を整備する緑化ボランティア活動に参画し、連携して地域緑化を推進します。
活動の様子(写真提供:第一生命保険株式会社大阪南支社)
(4)その他、両者の施策事業との連携の目的を達成するために必要な事項
両者の取組みについての情報発信などを、イベントやSNS等を活用して効果的に行えるよう、相互連携を進めます。
血管年齢測定イベントの様子(写真提供:第一生命保険株式会社大阪南支社 注:コロナ禍以前に撮影されたものです)
住之江区役所Twitter(ツイッター)
連携事項に関する資料
第一生命保険株式会社大阪南支社との連携事項に関する資料
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協定の内容
(目的)
第1条 本協定は、甲及び乙が、包括的な連携のもと相互に協力し、住之江区の活力ある地域社会の形成と発展に資することを目的とする。
(連携事項等)
第2条 甲及び乙は、前条の目的を達成するため、保険業法上、許容される範囲内で、次の事項について連携し協力する。
(1)安全安心なまちづくりに関すること
(2)教育に関すること
(3)地域活性化に関すること
(4)その他、両者の施策事業との連携など、前条の目的を達成するために必要な事項
2 甲及び乙は、前項各号に掲げる事項を効果的に実施するため、定期的に協議を行うものとする。また、具体的な実施事項については、甲乙合意の上、保険業法に基づき乙の業務として行い得る範囲で、決定する。
3 第1項各号に定める連携事項を推進するに当たっては、甲と乙は、事業者、その他の団体等との連携が図られるよう努めるものとする。
4 乙は、甲との協議により、第1項各号に定める連携事項に係る取組の一部を、第一生命ホールディングス株式会社及びそのグループ会社に実施させることができる。なお、第一生命ホールディングス株式会社及びそのグループ会社の行為に関する一切の責任は、乙に帰属するものとする。
5 甲及び乙は、本協定の目的を達成するため、第1号各号に定める連携事項を自らの責任において誠実に遂行するものとする。
(協定内容の変更)
第3条 甲又は乙のいずれかが、協定内容の変更を申し出たときは、その都度協議の上、必要な変更を書面により行うものとする。
(期間)
第4条 本協定の有効期間は、協定締結の日から1年間とする。ただし、本協定の有効期間が満了する1か月前までに、甲又は乙が書面により特段の申し出を行わないときは、有効期間が満了する日から1年間協定は更新され、その後も同様とする。
(守秘義務)
第5条 甲及び乙は、第2条に定める連携事項等の検討及び実施により知り得た相手方の秘密情報を、相手方の事前の書面による承認を得ずに第三者(第一生命ホールディングス株式会社及びそのグループ会社を除く。)に開示・漏えいしてはならない。
2 甲及び乙は、本協定が理由の如何を問わず終了した後も、前項に定める秘密保持の責務を負うものとする。
3 甲又は乙が第一生命ホールディングス株式会社及びそのグループ会社に甲の秘密情報を開示する場合には、乙は、当該開示の相手方に対し、前2項の守秘義務と同等の守秘義務を負わせるものとする。
(その他)
第6条 本協定は、住之江区パートナーシップ協定要綱に基づき締結することとする。
2 本協定に定めのない事項又は本協定に関して疑義が生じたときは、甲乙協議の上、これを定めるものとする。
(解除)
第7条 甲又は乙のいずれかが本協定の解除を希望する場合は、甲乙協議の上、解除予定日の1か月前までに書面により相手方に通知することにより、本協定を解除できるものとする。
大阪市と第一生命保険会社とのパートナーシップ協定書
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