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住吉かるた(2)い、ろ、は

2016年8月18日

ページ番号:1392

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[い] 一休和尚の牀菜庵

かるた“い”の札



 一休和尚寓居の牀菜庵は、上住吉にあったといわれている。和尚、住吉大社参籠のとき、老僧が歌を詠まれるかとの問いに「来て見ればここも火宅の宿ならめ何住吉と人のいうらん」と詠めば老僧は「来てみればここも火宅の宿なれど、心をとめて住めばすみよし」と返して姿を消し、和尚は感心して住みついたという。

[ろ] 驢馬のパン屋がやって来た

かるた“ろ”の札



 驢馬は馬科の家畜で、馬より小さく、耳が長く、農耕・運搬用に使役していて別名ウサギウマともいわれている。この馬がパン屋の車を索いて売りに来るので「ろ馬のパン屋」と呼んでいた。この馬は、日本では珍しいためかよく売れていた。

[は] 鋏・包丁・髪剃研

かるた“は”の札



 丸砥石を取りつけた車を適当な場所に置き「はさみ・包丁・かみそりとぎ」のかけ声で町内を一巡して、注文品を集めてから仕事にかかる。丸砥石を足で踏み回転させながら荒とぎをして、仕上砥石でていねいに仕上げる。包丁の砥ぎ賃十銭也。

 

 

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