住吉かるた(2)わ、か、よ
2016年8月18日
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[わ] 我が家の庭に井戸・竈

昔の家は、表から裏までの通り庭になっていて、庭の中央位にへっつい(竈)があり、その隣に井戸があって、現在の炊事場である。このかまどは、薪・雑木藁・麦藁等で炊く。その煙が上の天窓から出るようになっている。

[か] 加賀屋甚兵衛新田会所

加賀屋新田をひらいたのは甚兵衛という人である。甚兵衛は、商売で時々堺に行ったが、その時西の方に見える浅州が新田開発によいと知り、ここに新田をひらこうと決心した。その新田開発にともなう土地支配所(会所)を設けた。開発の功績によって、苗字帯刀を許され、櫻井甚兵衛と改名した。

[よ] 依羅の池に龍が棲む

依羅の池に棲む龍が娘に化身して農夫に池に投げ込まれた刃物を拾ってほしいと頼む。農夫はそれを拾うと又娘が来て丁重にお礼をいい、お礼に「この池の水を神棚にささげてあなたの願いを告げて下さい。」といって池に消えた。その後旱魃で大変困った時、いわれた通りにすると大雨が降ったといわれる。
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