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住吉かるた(2)つ、ね、な

2016年8月18日

ページ番号:1414

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[つ] 燕を迎える棚づくり

かるた“つ”の札



 春が来ると南の国から日本に燕がやって来る。巣は玄関の上につくり雛を育て寒くなる頃、また南の国へ帰って行くのである。自分の家に巣を作らそうと思えば、巣の作りやすいような場所を選んで棚をつくってやるが、最近はビル化されたので燕の巣を見ることもなくなった。

[ね] 年末なれば賃搗屋

かるた“ね”の札



 師走の二十四・五日頃になると賃搗屋が忙しくなる。賃搗屋が来るのを待っていた子供が「あも(餅)屋が来たで」と知らせる。四・五人の男達が威勢よく搗き上げて、また次の家えと移ってゆく。賃搗屋は年末一週間は稼ぎどきである。

[な] 難波屋の傘の松

かるた“な”の札



 現在の安立町一丁目にあった。この笠松は大小二株の老松で、大は周囲約一〇〇メートル、小は約五〇メートルあって根際から数本に分れ見事な形をなしていて、住吉の名物の一つとして知られていた。紀州街道沿いにあったので、見物人も多かったようであるが現在はない。

 

 

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