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住吉かるた(2)え、て、あ

2016年8月18日

ページ番号:1444

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[え] 縁起の福助店先で

かるた“え”の札



 福々しい福助は、出雲大社の大黒天を先祖に持つという由緒正しい人形で、福徳円満な相貌は、商人を象徴する態度で信仰をもともなっていて、客を待つ商家では、特に大切にして有難がられ、座蒲団を敷いて店先に置いてある。

[て] 手々噛む鰯は大浜で

かるた“て”の札



 魚を取るには、普通明け方に網を曳くが、堺方面で昼、鰯の大群が来ると、臨時に集合して網を曳き、一網打尽の大漁となるが、翌日のせりまでまてないためすぐ売りに出る。売子が自転車、近くは担いで「エー鰯や鰯鰯の今狩、手々噛む鰯や、鰯に小鰺、昼網の鰯や」と威勢のよい掛声で売り歩いた。

[あ] 霰松原謡曲で

かるた“あ”の札



 肥後の国阿蘇の宮の神主友成は上京の途中、播州高砂の浦で海辺を掃いている老夫婦に、高砂の松と住吉の松のめでたい謂れを尋ねると、夫婦は故事など引いて詳しく答えた後、実は私共がその相生の松の精であるといい、住吉でお逢いしましょうといって小船に乗って立ち去った。「高砂やこの浦舟に帆をあげて・・・・」

 

 

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