住吉かるた(1)ぬ、る、を
2016年12月26日
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[ぬ] 沼地のなかに杜若

太古の浅沢は広大な入江でしたが、時の流れとともに段々と縮少され、沼地となりました。浅沢は、万葉集に「住吉の浅沢小野の杜若、衣に摺りつけ、着む日知らすも」と詠まれた杜若の名所でありましたが、今ではその面影はありません。

[る] 留守番いわれ米をつく

昔の子供は、小学校から帰ってくると母親からよく留守番をいいつかったものでした。その間に玄米を石臼でついて、精白しておくようにといわれて、遊びにもいけず、いやいやついていました。

[を] 小川で流す笹の舟

昔はきれいな水が流れている小川は、いたるところにありました。子供たちは小川の堤に繁っている竹薮の笹の葉で舟をつくり、流れに浮かべてその速さを競いあって遊んでいました。
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