住吉かるた(1)め、み、し
2016年12月26日
ページ番号:1540
[め] 明治の子供はランプの掃除

明治時代のあかりは、今までの行燈に変って石油ランプが使用されるようになりました。一晩で1合(0.18リットル)、ほど要り、3銭でした。しかし、ホヤガラスのカバーが油の煤で黒く汚れるので、その掃除は子供の役目の一つであったようです。

[み] 簑笠傘雨の道

蓑は稲、かや、すげ、しゅろ等で編んだ雨具で古くから用いられてきました。笠はかや、すげ、バッチョ笠(竹の皮)などで日除、雨除と晴雨の別なく頭にかぶります。また、傘には竹で骨を組み、紙を張りその上に油を塗って雨の日にさす、番傘、蛇の目傘などがあります。

[し] 正印殿は行宮跡

南朝の後村上天皇は、北朝を奉じる足利義詮が降伏を申出たので、正平7年(1352)奈良県賀名生から住吉大社宮司津守氏の邸内の正印殿に行宮を移されました。その後たびたびここへ行幸され京都還幸の機を待たれたがついにならず、この地でなくなられ、長慶天皇がここで即位しました。
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