住吉区の学校選択制における制度内容を改正します。

　住吉区では、住吉区の将来ビジョンとして掲げる「区民の自己決定に基づくまちづくり」に照らし、自分が通学する学校を自分で選択することが非常に重要であるとの認識のもと、区内在住者で小・中学校に新1年生としての入学する際の1回に限り、入学したい学校を希望することができる学校選択制を、平成26年度から実施しています。

　学校の選択範囲は、住吉区内の市立小・中学校を対象とした「自由選択制」として実施してきたところですが、小学校の選択について、制度導入時に激変緩和措置として、自宅からの通学距離がおおむね2km以内の小学校を選択範囲とする、「2km制限条項」を付加することで、一定の制限を行ってきました。

　今回、入学予定児童生徒の選択権を最大限に保障することを目的に、激変緩和措置として付加した「2km制限条項」を撤廃することで、「自由選択制」の本来あるべき姿への改善を図るため、平成27年6月9日の教育委員会会議に制度内容の一部改正を提案し、承認を得ましたのでお知らせいたします。

（改正前）

・小・中学校共に「自由選択制」を実施する。ただし、小学校については、小学生の脚力等体力面への配慮と通学の安全を確保するため、自宅からの通学距離がおおむね2km以内の小学校を選択範囲とする。

（改正後）

・小・中学校共に「自由選択制」を実施する。