「令和元年度住吉区総合防災訓練」を実施しました。

　令和元年11月9日（土曜日）午前9時に震度6強の直下型地震が発生したという想定で、区内全12地域活動協議会、各種関係団体、区役所全職員が合同で「令和元年度住吉区総合防災訓練」を実施しました。

　今年度は、一時避難場所での訓練に加え、災害時避難所のしつらえ訓練を重点的に行いました。

　一時避難場所では、町会本部の設置や玄関先に出されているタオル等で安否確認訓練のほか、大和川右岸水防組合の指導により土のう作り訓練、また搬送訓練なども行われました。

　※各一時避難場所によって、訓練内容は異なります。

　災害時避難所では、地域災害対策本部や、避難者受付、簡易トイレの設置のほか、学校にある椅子などを使って簡易ベット作成や、炊出し訓練も行いました。

　また、多くの避難者が共同で生活する事が予測される一般避難場所となる講堂等にひとりあたりの避難スペースの区割りも行い、訓練参加者で確認しました。

　※大阪市では、ひとりあたりの避難スペースは最低1．6㎡としています。

　※各災害時避難所によって、訓練内容は異なります。

　土曜授業として、参加してくださった学校では、各関係機関や地域のみなさんにご協力いただき、消火器使用訓練や、起震車体験、AEDと人形を使用した心肺蘇生訓練等、様々な訓練を実施しました。

　住吉区役所4階の【住吉区災害対策本部】では、各避難所と無線やLINEなどを利用して避難者情報の収集や、各医療機関との情報共有、大阪市災害対策本部への被害状況報告訓練、福祉避難所との無線通信訓練等を行いました。