2021年11月号
2021年11月1日
ページ番号:571857
子どもたちの笑顔が輝くまち ~児童虐待防止に向けた区と地域の取組~
しつけと称して子どもを叩くなど、親にはそのつもりがなくても、ケースによってそれは児童虐待に当たります。虐待は子どものその後の人生に大きな影響を与え、生涯にわたって悩みや苦しみを与える重篤な人権侵害であり、社会全体で解決すべき重要な課題です。
とはいえ、お子さんに発達の遅れがあったり、経済的に困窮していたり、様々な事情で親御さんも苦しんでいる場合があるでしょう。大正区では「初めて親になった年齢」が26歳以下の方が45%を超え、比較的若い親が多いのも特徴で、経験不足や孤立感から悩んでいる方もいるはずです。
大正区役所では、妊娠期や出産後の健診に始まり、4歳児訪問、就学前から小中学生まで続く「こどもサポートネット」などを通じ、担当者が家庭のお困りごとに寄り添い、切れ目のない支援を行う体制を整えています。さらに要保護児童対策地域協議会(要対協)等で関係機関が連携し、虐待の早期発見、支援方法の検討等を行っています。また地域においては、子どもたちの見守り活動を通じたサポートを頂いております。子育てに迷ったときには、いつでも区や地域の子育て支援機関にご相談ください。
未来を担う大切な子どもたち。子どもの笑顔が輝く大正であり続けるため、児童虐待防止の観点からも、引き続き区民の皆さまのお力をお貸しください。
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