2022年5月号
2022年5月1日
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2025年大阪・関西万博の開幕まであと3年! 持続可能な社会を築く SDGsの取組をご一緒に
『いのち輝く未来社会のデザイン』をテーマに、2025年大阪・関西万博が開催されますが、先月、その開幕まであと3年という節目を迎えました。参加表明した国も100カ国に達したとのこと。ポストコロナの我が国を牽引する一大国家プロジェクトであり、来年には入場券の前売りも開始される予定です。開催地である大阪市としては、大阪の成長・発展の起爆剤として、地元の機運をここからさらに盛り上げていくつもりです。
大阪・関西万博は、「人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに達成すべき目標」である、国連の“持続可能な開発目標”SDGs(エス・ディー・ジーズ)の達成に向け、未来社会の実験場となることを目指しています。
イメージしづらい英語の略語SDGsですが、具体的にはプラスチックによる海洋汚染など地球環境問題の解決から、差別がなくジェンダー平等が達成された社会の実現なども目標に含まれます。私たちの社会はすべてがこのSDGsと密接に関連しており、私たち一人一人がこの目標達成を目指して行動することで、世界は持続可能なものに変えられることを意味しているとも言えます。
会場となる大阪市は、開催目的を踏まえると、今後SDGs達成を目指す先進都市になっていくべき立場にあります。大阪・関西エリアの企業、市民、自治体が一丸となって、子どもたちが目を輝かせ、わくわくしながら未来を語れる社会を築き上げていかねばならないと思います。まず万博までの3年間、区役所職員も区民の皆さまに向けて、具体的なSDGs推進の方策を呼びかけてまいります。私たちに身近で、このまちでできる“持続可能な未来への取組”を一緒に考えていきませんか?