2022年8月号
2022年8月1日
ページ番号:573035
動き出した“新生”区政会議 若手・ベテランがそれぞれの経験を活かし、区政のために知恵を絞っています!
本紙3月号のコラムでもご紹介した、区民の区政に対する意見交換の場「区政会議」ですが、現在、大正区では公募で選ばれた委員と地域団体からの推薦を経て選出された委員の計12名が2年間の任期で活躍されています。このうち、昨年10月から新たに参画いただいた公募委員は4名、地域団体の委員は4名と、半数以上が入れ替わりました。この“新生”区政会議では、比較的「若手」と言える公募委員の皆さまが積極的に意見表明してくれるので、最近議論が活発になってきたなぁと、私も実感しているところです。
現メンバーのデビュー戦となった昨年12月の会議では、若手委員から「地域は良い活動をしているのに、私達に情報が入ってこない」「担い手にもっと若手を引っ張り上げて」などの意見が出されました。一方、地域の年長の委員からは「町会は懸命に周知しているが若手が地域に出てこない」「地域活動は長老が居座っているわけではなく、取って代わる世代が現れないのが問題」と、双方の意見がすれ違っていました。しかし、「区政会議に青年部を作っては?」との提案が出るほど熱意ある若手の活動もあり、こうしたすれ違いを徐々に乗り越え、今年6月の区政会議では、公募委員の皆さまが自主的に集まって会議資料を事前に読み合わせるなど、“事実上の青年部”が成立しつつあります。そのおかげで議論が前向きになり、発言に対する責任感も伝わるようになってきました。本当に有難く思っています。私がこの動きのなかで再認識したのは、区政会議委員は若手もベテランも、等しく大正区と地域を思う熱い気持ちで燃えているということです。若手の行動の背中を押すため、陰ながら話を聞いてあげたベテラン委員さんのことも伺っています。また、区長の私にも先日この「青年部」勉強会からお招きがあり、意見交換のあと楽しく懇親会をさせて頂きました。こうした幅広い層からの真っすぐなご意見と熱意に支えられ、区政会議と大正区政をさらに盛り上げていけたらと願っています。
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