2023年3月号
2023年3月1日
ページ番号:593782
令和4年度末に振り返る。いま、コロナ禍からの再起動を!
早いもので令和4年度も年度末を迎えますね。令和3年4月に公募区長として大正区に着任してから、私の任期4年の折り返し点でもあり、この間の活動を振り返ってみます。
新型コロナウイルス感染症への対応に明け暮れた1年目。区長就任後わずか4日で大阪府に「まん延防止等重点措置」が講じられ、やがて「緊急事態宣言」が立ちはだかり、学校園の休業、食事サービスの停止、区民まつりの中止など、市民活動の多くが“先送り”となりました。
その間、区役所の大仕事はワクチンの集団接種でした。大正区医師会・歯科医師会・薬剤師会をはじめ関係各位に奮闘いただき、区民ホールで接種を実施しました。おかげさまで現在、市では高齢者の9割近くが3回目接種まで完了しています。
“ウィズコロナ”の声が高まった就任2年目。地域行事に関して自粛ムードをつくるのではなく、どこまでなら開催できるか?という視点で地域と共に考えてきました。感染予防のチェックポイントを地域に提示し、密を避けながら楽しめる企画や、行事のオンライン開催も模索しました。
こうした中、昨年10月には晴れて「大正区制90周年記念式典」を挙行することができ、「大正区民まつり」も3年ぶりに開催されました。新たな試みとしては、大正区のエリア価値を高める社会実験「大正トンボロマルシェ&Taishoさんぽ日和」を昨年10月から開催し、好評をいただいております。地域の餅つきや新年会など、私が参加させていただく行事も増え、区民の皆さまとの絆が強固になっていくのを感じています。
5月にはCOVID-19の感染症法上の位置づけが変わり、コロナはもはや“新型”ではなくなります。フリーズしていた地域活動をいま再起動し、皆さまと共に『ホッとなまち大正』を心から楽しめることを願っています!