食中毒に注意しましょう!
2024年4月19日
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食中毒はいろいろな原因物質によって1年中発生しています。高温多湿な夏場は細菌性の食中毒が増え、冬場はノロウイルスを始めとするウイルス性の食中毒が増えます。
食中毒を起こす食品は味や臭いで区別できないので、日頃から次のポイントに注意して、食中毒を予防しましょう。
家庭でできる食中毒予防
1 食品の購入
- 肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮なものを、表示のある食品は消費期限などを確認して購入しましょう。
- 生の肉や魚は他の食品に汁がかからないようにビニール袋などで分けて包み、持ち帰りましょう。
2 家庭での保存
- 冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
- 冷蔵庫は詰めすぎに注意(目安は7割程度)し、冷蔵は10℃以下、冷凍は−15℃以下で保存しましょう。
- 肉や魚などは、ビニール袋や容器に入れ、冷蔵庫の中の他の食品に汁がかからないようにしましょう。
3 下準備
- 調理前や、生の肉・魚・卵を取り扱った後は手を洗いましょう。
- 肉や魚などの汁が、果物やサラダなどの生で食べる食品や調理済みの食品にかからないようにしましょう。
- 包丁やまな板は、生の肉や魚に使ったあとは洗って熱湯をかけましょう。肉用、魚用、野菜用と別々に揃えて使い分けるとさらに安全です。
- 料理に使う分だけ解凍し、解凍が終わったらすぐ調理しましょう。
4 調理
- 調理は手早く、加熱は十分に行いましょう。(加熱の目安:中心温度75℃で1分間以上)
- 料理を途中でやめてそのまま室温に放置すると、細菌が食品に付いたり増えたりします。途中でやめる時は、冷蔵庫に入れましょう。
5 食事
- 食卓につく前に手を洗い、清潔な器具を使って清潔な食器に盛り付けましょう。
- 調理が終わったら、できるだけ早く食べましょう。
6 残った食品
- 残った食品は素早く冷却し、冷蔵・冷凍保存を、また、再加熱は十分に行いましょう。
- 時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てましょう。
カンピロバクター食中毒に注意
カンピロバクターは鶏や牛などの腸管に存在する細菌で、食べて2~7日で下痢・腹痛・発熱などを起こします。生又は加熱不十分な鶏肉を食べたことが原因となるケースが多く、全国的にも多発していて注意が必要です。
予防策は、肉の中心部が白くなるまでしっかり加熱することと、新鮮であっても生又は加熱不十分は鶏肉料理は食べないようにすることが大切です。また、生肉に触れた手や調理器具は洗浄消毒し、肉を焼くときは食べる箸と区別しましょう。
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