【健康コラム】　「がん検診」の受診について

現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんにかかるといわれており、すべての人にとって身近な病気です。

実は初期のがんは自覚症状がありません。そのため、症状が出てからの受診では遅いのです。

がんが発見できる1センチの大きさになるまでには、10年から20年かかりますが、1センチから2センチの大きさになるまでには、1年半しかかかりません。

そのため、症状がなくても定期的にがん検診を受け、早期発見・早期治療することが重要です！

①受ける時間がないから

　長時間の拘束ではありません。数分や半日あれば受けることができます。

②健康状態に自信があり、必要性を感じないから

　がんには体力や健康とは関係なく罹患する可能性があります。

③必要なときはいつでも医療機関を受診できるから

　がんの初期症状は、気づくことができないものがほとんどです。がん検診を受けることで早期発見・早期治療につながります。

④費用がかかり経済的にも負担になるから

　がん検診の費用の一部を公費で負担しているため、300円～1500円程度で受診することができます。詳細については大阪市のホームページでご確認ください。

⑤がんであることが怖いから

　不安で受けずにいると、その間にがんは進行してしまいます。定期的ながん検診の受診が必要です。