ページの先頭です
メニューの終端です。

令和7年 鶴見区「二十歳のつどい」 区長お祝いのことば

2025年1月30日

ページ番号:645561

令和7年 鶴見区「二十歳のつどい」 区長お祝いのことば

 本日、二十歳(はたち)のつどいにご参加いただきました皆さん、誠におめでとうございます。
 鶴見区では、1,182人の方々が、今年度二十歳(はたち)となられました。
 そして、先程、皆さまの代表として、4名の方が「二十歳の誓い」を力強く述べられました。
 二十歳になられた喜びと周りの方々への感謝の気持ち、そして、「これからの新しい時代を自分達が担っていくんだ」という決意表明、大変心強く感じています。
 
 さて、皆さんが生まれた2004(平成16)年度はアテネオリンピックが開催された年でした。野球日本代表は、準決勝の思わぬ完封負けで金メダルを逃すも、その後の試合において、諦めないプレーで2大会ぶりの銅メダルを獲得しました。
 同じ野球では昨年、ドジャースの大谷翔平選手が、右肘手術を受け、打者に専念することとなったシーズンで、メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」いわゆる「フィフティフィフティ」を達成しました。その姿から、どのような状況下でも努力を怠らず、鍛錬を積み重ね、今できる最大限の働きを積み重ねることの大切さを感じたのではないでしょうか。
 大人になることは決して楽しいことばかりではないかもしれません。時には苦しいことに直面することもあるでしょう。そういった場面においても、皆さんには日本代表チームや大谷選手と同じく、粘り強く、前を向いて突き進んでいただきたいと思います。
 
 鶴見区は、1974(昭和49)年7月22日の行政区の再編により、旧城東区から分区する形で誕生してから記念すべき50周年を迎えました。1998(平成10)年に10万人を超えた人口は、現在では約11万1千人となり、そのうち15歳未満の年少人口の割合は大阪市で一番高く、若者の多い活気あふれるまちとなっています。
 この50年間、鶴見区では、「国際花と緑の博覧会」の開催などを契機とした鉄道・道路・公園・街区といった地域の基盤整備が促進されるとともに、活力ある地域の力を基に発展を遂げてまいりました。こうした発展が持続的にできましたのも、豊かな地域コミュニティを培ってきた多くの先達のおかげであります。
 一方で、現在から将来にかけ一層進むであろう少子高齢化などの社会情勢の変化、自然災害発生のリスクなどの課題に対応するべく、地域コミュニティや福祉を始めとした様々な分野において、これまでの取り組みに加えて新たな創意工夫も必要となることが見込まれます。
 現在、「つながり、ふれあい、みまもり、支えあう、誰一人取り残さない、安心して暮らせるまち」という区の目標のもと、その実現をめざし、地域の皆さま方と共に様々な取組みを実施しています。
 次代を担っていただく皆さんにも、積極的に地域づくりや、まちづくりに参画し、様々な方と交流、活動を共にすることで、災害などのいざという時の「共助」の中核を担っていただくことに加えて、お住いの地域、ひいては鶴見区・大阪を温もりのある魅力あふれるまちにしていっていただきたいと切に願っております。
 
 最後になりますが、皆さんが、それぞれの夢の実現に向けて邁進されますとともに、大人としての自覚と責任を持って地域や社会の様々な場面において、若い力を存分に発揮されますことを期待いたしまして、お祝いの言葉といたします。
 
令和7年1月13日                        鶴見区長 内田 忠憲
 

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • Xでポストする
  • LINEで送る

探している情報が見つからない

【アンケート】このページに対してご意見をお聞かせください

入力欄を開く

ご注意

  1. こちらはアンケートのため、ご質問等については、直接担当部署へお問い合わせください。
  2. 市政全般に関わるご意見・ご要望、ご提案などについては、市民の声へお寄せください。
  3. 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。

このページの作成者・問合せ先

大阪市鶴見区役所 市民協働課教育グループ

〒538-8510 大阪市鶴見区横堤5丁目4番19号(鶴見区役所4階)

電話:06-6915-9734

ファックス:06-6913-6235

メール送信フォーム