多加志のこころざし(令和5年8月号)
2023年8月1日
ページ番号:605057

平和と人権について
米英仏の核保有国を含む主要7か国の首脳が、被爆地広島でG7サミットを開催した意義は、極めて大きいものであったと信じたい。
武力紛争は紛れもなく人類の歴史において、もっとも深刻かつ大規模な人権侵害です。罪もない市民が武力紛争の標的になってはいけないにもかかわらず、ウクライナをはじめ全世界で重大な人権侵害が繰り返されています。
一方、SDGsの目標16である「平和と公正をすべての人に」は、文字どおり世界の平和と公正を実現することを目標としています。世界の恒久的平和の実現に向け、一人一人がその役割を果たすことを求められています。
戦後78年、8月15日の終戦の日を迎えるにあたって、我々は今一度、平和の大切さ、武力紛争は最大の人権侵害であることを肝に銘じる必要があると思います。
8月2日には大阪国際交流センターにおいて、大阪戦没者追悼式が4年ぶりにコロナ前の規模で実施され、私も出席します。大阪府内の戦争犠牲者は、12万7千余名の多さにおよんでいます。
先の大戦で散華され、今日の我が国の繁栄と平和の礎となられた、戦没者並びにすべての戦争犠牲者の御霊に心からの哀悼の意を表し、再び戦争の惨禍が繰り返されることのないよう、その教訓を次世代に語り継ぎ、恒久平和への誓いを新たにしたいと思います。
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