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夏かぜ(夏型感染症:咽頭結膜熱、手足口病、ヘルパンギーナ)

2013年7月2日

ページ番号:5620

 咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナは夏期に流行する感染症です。6月頃から乳幼児を中心に患者数が増えはじめ、7~8月にピークとなります。

咽頭結膜熱(プール熱)

プールでの感染があることから「プール熱」とも呼ばれます。

発熱、のどや目に炎症がおこる急性のウイルス感染症です。

原因

アデノウイルス

感染経路

  • タオルや物に触れた手を介した経口・接触感染
  • 咳やくしゃみによる飛沫感染

潜伏期間

5~7日

症状と経過

39~40℃の高熱、のどの痛み、目の症状(充血、眼痛、目やになど)などの症状が出ます。その他、リンパ節が腫れることがありますが、症状は1週間程度でおさまります。まれに重症肺炎を合併することがあります。

手足口病

口の中・手・足を中心に水ぶくれを伴う発しんができる急性のウイルス感染症です。

原因

エンテロウイルス

感染経路

  • 咳やくしゃみなどによる飛沫感染
  • 経口・接触感染

 

潜伏期間

3~5日

症状と経過

手のひら・足の裏などに米粒大の水ぶくれを含む発しん、口の中に口内炎ができます。他に38℃以下の発熱や食欲不振、のどの痛みなどが見られますが、一般に軽症で、3~7日でおさまります。重症化はまれですが、合併症として急性脳炎や心筋炎があります。

ヘルパンギーナ

突然の高熱とのどの奥に水ぶくれができるウイルス性疾患で、夏かぜの一種です。

原因

エンテロウイルス

感染経路

  • 咳やくしゃみによる飛沫感染
  • 経口・接触感染

潜伏期間

2~4日

症状と経過

38℃以上の突然の発熱の後、のどの奥に水ぶくれが出き、水ぶくれが破れて痛みも伴います。その後2~4日で解熱し、7日程度で治ります。合併症としては、熱に伴う熱性けいれんとまれに髄膜炎や心筋炎が生じることがあります。

予防法は?

  • 手洗い、うがいをしっかりしましょう。乳幼児の世話をする方は、特に石鹸で手をよく洗いましょう。

  • 他人とのタオルの共用をせず、洗濯物は日光でよく乾かしましょう。

  • 咽頭結膜熱においては、プールからあがった後シャワーを浴び、目を洗い、うがいをしましょう。

治療法は?

  • 特効薬はなく、それぞれの症状に対する対症療法が中心です。
  • 症状がおさまるまで、部屋を涼しくして安静にしましょう。
  • のどの痛みで食欲がなくなりますが、食べられるものは何でもよいので少しずつ食べましょう。喉にしみる酸味の強い物や熱い物は避けるようにしましょう。
  • 脱水症の予防に、こまめに水分・塩分をとりましょう。

予防啓発用ちらし

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