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難波橋(なにわばし)

2018年4月3日

ページ番号:30534

諸元・アクセス

写真:難波橋(なにわばし)

橋長:189.65m
幅員:21.80m
形式:桁橋
完成:大正4年(昭和50年改修)
行政区:北区
河川名:大川( 旧淀川)
アクセス:京阪本線・OsakaMetro堺筋線 
      北浜駅 26番出口 およそ50m 徒歩1分
      京阪中之島線 なにわ橋駅

文化・歴史

 江戸時代、天神橋、天満橋とともに浪華三大橋とよばれた難波橋は、大坂の八百八橋を代表する長大橋であった。
 当時、大川の川幅は現在より広く、また中之島の東端が難波橋の下流部にあったため、200メートルを超える木橋として堺筋の西側の筋に架けられていた。

 西ひがし みな見にきたれ なには橋
  すみずみかけて 四四の十六
  蔭山 梅好

 反りのあった難波橋からの眺望は、特に優れ、周辺の16橋や遠くの山々を眺めることができ、橋の上は花火見物や夕涼みなどの一等桟敷となり、上方文化を育む絶好の行楽地としてにぎわっていた。
 木橋であった頃は大川の洪水により幾度となく被害を受けたが、明治9年(1876)架け替えの際、北側部分が鉄橋化され、近代橋梁のあけぼのとなった。大正4年(1915)市電事業により、堺筋に移設されるに伴い、構造は重厚なアーチ式となり、市章を組み込んだ高欄、華麗な照明灯、精巧な彫刻の橋塔、などの意匠が施された。橋詰の4箇所には堂々たるライオン像が設置されたことから、「ライオン橋」の愛称で、現在も市民に親しまれている。昭和50年(1975)合成桁形式に替えられたが、旧来の姿を保全するように配慮され、当時の雄姿を今に残している。

 

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